子どものころ、わたし以外の家族全員がA型で、月は違うけれど誕生日が15日16日17日18日19日と並んでいて、
わたしだけ仲間はずれ、だと、かなしかった。
今はもう、そんな小さなことの何がそんなにいやだったのだろう、と思うのだけれど、子供にとっては重大な、
あぁそういえば、足の親指がみんなより短いことも悩みだった。
たった6人の家族や、同級生や、学校のなかが全宇宙みたいだったあのころ。
引越したり転校したり、高校辞めたりバイトしたりして知る、友人や恋人や、上司たち。
世界はひろくいろいろな人がいることを、自分なんてとにかくありふれていることを。
けれどまだいまも、全然、小さいなぁ、って。
夫の実家では、みんながわたしと同じ血液型なのがとてもうれしく、亡き夫の父とは名前も一文字違いで、昭和5年と平成5年の生まれ。
母と一緒に、片思い中の中学生みたいに、運命かもねとか言って喜ぶ。
わたしの倍以上生きている夫と、その家族(つまりわたしにとっては義理の妹も20歳以上年上)、まわりの人たちの広大さ、というのかしら。
感心して、かなわなくて、でもそんな自分の小ささがどうだなんてこと、自体がもう、彼らからしたら小さなことなんだろう。
知らないわからないを、少しずつ知っていくのは楽しく、そこを素直に吸収できる自分でありたいなと思う。
あの、古い話をほんのり得意げに話す夫。
昭和の音楽とウルトラマンについて、20代にしてはかなり詳しいほうではないかと、自負しております。
(ディズニーの小さな世界は、その当時母に弾いてもらってだいすきだった曲。)
わたしだけ仲間はずれ、だと、かなしかった。
今はもう、そんな小さなことの何がそんなにいやだったのだろう、と思うのだけれど、子供にとっては重大な、
あぁそういえば、足の親指がみんなより短いことも悩みだった。
たった6人の家族や、同級生や、学校のなかが全宇宙みたいだったあのころ。
引越したり転校したり、高校辞めたりバイトしたりして知る、友人や恋人や、上司たち。
世界はひろくいろいろな人がいることを、自分なんてとにかくありふれていることを。
けれどまだいまも、全然、小さいなぁ、って。
夫の実家では、みんながわたしと同じ血液型なのがとてもうれしく、亡き夫の父とは名前も一文字違いで、昭和5年と平成5年の生まれ。
母と一緒に、片思い中の中学生みたいに、運命かもねとか言って喜ぶ。
わたしの倍以上生きている夫と、その家族(つまりわたしにとっては義理の妹も20歳以上年上)、まわりの人たちの広大さ、というのかしら。
感心して、かなわなくて、でもそんな自分の小ささがどうだなんてこと、自体がもう、彼らからしたら小さなことなんだろう。
知らないわからないを、少しずつ知っていくのは楽しく、そこを素直に吸収できる自分でありたいなと思う。
あの、古い話をほんのり得意げに話す夫。
昭和の音楽とウルトラマンについて、20代にしてはかなり詳しいほうではないかと、自負しております。
(ディズニーの小さな世界は、その当時母に弾いてもらってだいすきだった曲。)
PR
コメント