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mel

"day"カテゴリーの記事一覧

  • やさしい空気を纏って
    昨日ふらっと寄ったパン屋さんで買ってきたパンがとても美味しくて、バゲットもだけどクロワッサンがあまりに好みのもので、うわああ!の今朝、
    まだまだ歩くし買い物もするし家はなかなか遠い、と面倒くさがって一個しか買わなかったのを、夫と半分しながら、あぁ、これまた買いに行きたいねーって、うーん遠いねって、話す。

    いろんなものがある、ありすぎる。
    パン屋さんに限らず美味しいお店は、いや食べ物だけじゃないね、観光地なんかも山ほどある中で、また行きたい、とかあぁなんか良かったね、落ち着くね、とか思うものはでも、そんなにいっぱいはない。

    技術の結晶のような美しいものに感動するというよりも、身体にすーっと馴染むような美味しさとか、店構えとか店主の笑顔とか。
    あ、なんとなくここ気持ちがいいな。と感じる空気のあるお寺、とか。公園とか景色、いやもう駅を降りてそもそもその街の空気とか。

    やさしいパンだったなぁ。
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  • 変わっていくことに
    おでかけの日。
    いつか、と思っていた池上本門寺へ行った。
    広くて静かで、紅葉はまだ、時間の止まったような穏やかなところだった。

    嬉しかったり、ちょっと疲れたり、美味しかったりそわそわしたり、いろんなことがある、
    いや楽しかったのですよ、今日は。
    でも、いろいろあったなぁと思い返すとき、自分が変わったなぁと感じることが、昔は違ったなぁというね、年齢なのか生活環境なのか、時代もかな、それをまだついていけてないところがどうしてもあるのを、日々。

    夫はそのへんの消化が上手いなと思う。
    優しいとか心が広いとか仏のようだとか言われている夫だけれど、というか、嫌なことや理想どおりにいかないことについて、我慢強いというか、ポジティブに変換しようという感覚が強いのかなと思う。
    そういうのをつまり、大人というものなのかなぁ。

    ちょっとなんか口にいれたいなと思うときはドライフルーツを食べていたのだけど、これからは小岩井無糖のむヨーグルトにする。
    昔の自分だったら、迷わずエクレア買ってただろうな。
  • なんて儚いの
    秋ってあったのだろうか。

    いやあった、ちょうどいい最高だねって言った日は確かにあった、けれどあまりに短い、儚い。
    もはや絶滅危惧種。トキとかウナギとかと同じようなものではないかしら。
    夏ばかりが長くなって、四季というけれどそれはもうとっくに四等ぶんではなく、寧ろ四十分のいちくらいしかないような。

    何が言いたいかと言うと、毎日寒く、今日はまた一段とだよね、もっこもこ着てストーブつけてどうにか過ごして、あぁ、今年こそは霜焼けませんようにと足掻く日々。

    でも冬の空気のなかで縫うのはいいな。
    空気がしんとして、白とか、とてもきれい。
  • 枠を作る
    ハロウィンが過ぎたら途端にクリスマス、となってもう三週が来ようとしているけれど。

    野菜にしても、一年を通して何だって手に入るような現代。
    便利といえば便利、でもちょっと寂しいような感じがあるのを、速いなぁとか平らだなぁとか、つまんないなぁとか、ともかく嘆くのではなくて、自分で枠を作ればいいのだ、と考える。

    立冬を過ぎたので胡瓜はお休みにする。
    トマトも茄子も獅子唐も茗荷も。あ、バナナもね。
    ちょっと彩りに、とか、食べたいな、とかでちょびっと買ってしまいたくなるのを、今年はもう決めておく。
    立夏になってから買おうと思う。

    ずっとコーヒーを注文している店のちょっとユニークな店主は、クリスマスブレンドと名のつくそれを夏にも、12/26にさえ販売したりしていて、そしてまたこれがとても美味しいのだけれど、わたしは、一年に一度だけ買う、と決めている。

    もう何年になるのかな。
    こないだ届いたところで、これを飲む日には絶対ナポリマンドリンオーケストラのクリスマスミックスをかけるのだ、と決めて、
    あ、でもそっちは既に聴き始めていて、そう、クリスマスにおいて一番好きなのは、迷わず、クリスマスソングだなぁと思う。
  • 寒い寒い
    寒くて、例年と変わらず冷えに気をとられているこの頃。

    近所の幼稚園の子どもと、カラスだけは有り余るほどに元気らしい。
    わたしもがんばろう。
    柿の実はほとんど落ちたけれど、さて、紅葉がいつになるかなぁ。