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mel

母の倒れた日
土曜の朝、母が倒れたと連絡があり、急きょ夫と徳島へ。

満月と、通りがけの神社にも寄り、とにかく祈ることしかできないなぁと思いながら、いやいやこれは夢かしらとか思いながら、電車に乗りバスに乗る。

久しぶりに会う祖父や祖母や、叔母や、すっかり大きくなった従兄弟。妹とその夫。階段を登れるようになった甥っ子。みんなとの、変わらないねとか歳とったねとかいう、幸福そのものみたいな時間。

けれどまた、面会時間になると全員が現実に引き戻され、ICUの文字を見るのが怖いような、苦しいような。
まったくこんなことドラマの世界でしかないのにって。
いろいろなことを考えたこの数日。

ひとまず命の危険はなくなったようです。
わたしは今日神奈川に戻りました。
いつも大らかで、けろっとしている母の、まさか、にまだついていけてないのだけれど、
少しずつ、自分の生活を取り戻すことに励もうと思います。
はやくまたみんなで、退院祝いができますように。
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