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mel

とかしておくれ
耳について、夫に、一緒にきいている音楽も、俺より良いものに聴こえてるのかもね、と言われる。

わたしはわたしの範囲でしか聞こえないけれど(意味不明ですね)、しかし音楽に救われたり、酔う、浸るような感覚は、とても日常的なものとしてある。
でもそれは耳、というより、あんなものを作り出せる彼らが、本当に素晴らしいのだけど。

買い物から帰り、今日こそは手がちぎれるかといつもいつも、ようやっと荷物を置いた玄関で、先ずバッグから携帯を出して、ふぅ、音楽をかける。
そこで、あぁ家に帰ってきた、と思う。
雨に濡れたり、歩き疲れて足が棒だったりする夕方、聞き慣れた声に緊張がとけ、なにより安心する。
はーぁ、お風呂みたいだ。

一昨日聴いた新曲に、夫と行った懐かしい場所の名前が出てきた。
夫にはどう聴こえるのだろう。
また行きたいなぁと思いを馳せる。

やわらかで、融けるような彼の音。

やわらかな春の、空に融けるようだった、辻堂海浜公園。
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