忍者ブログ

mel

うつくしい。たのしい。おいしい。
機械みたいに日々淡々と繰り返していられたら、作り続けていられたら理想だなぁと思う、けれどそうはいかなくて、波はあって、だって、機械じゃないのだし。

美しいやたのしいと、効率とかスピードというのは同居できない、ような気がする。

その範疇でというのはそれとして、本当に美しいものを作ろうと思うとき、そこに生産性とか、こうしたほうがちょっとロスがないからとか、無駄とか、もったいないとか、そういうことを考えるともう、たぶん違う。

わたしはなにを大事にして生きていたいのかなぁと、ルーティン通りにコンロや扉を拭きながら、シンクを磨きながら、考える。

たぶん、美しさ、だろうなぁ。

夫の子どもの頃好きだったヒーローに、キカイダーというのがいるらしい。
スイッチオン、ワンツースリー。
人間はそんな風に簡単ではない。

それにしてもきちんと磨いたステンレスはきれいで、はぁやっぱり無駄なんかじゃないよなぁって。

うつくしい。たのしい。おいしい。
わたしが大事にしていたいこと。
PR

コメント

コメントを書く