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白く厚い、透け感の無い雲がもくもく近く、夏の空っぽい昼。
風が強く飛ばされそう、でも日傘さしたい、の葛藤。
午後、昨日仕込んだ生地を切って丸めて、パンを焼く。
焼けるあいだに買い物してきたものたちを一気に片付けて、焼けたらコーヒーいれて、遅い昼ごはんにひとつ食べる。
でもしかしパンは、焼きたてよりちょっと置いてからのほうがおいしいなと思う。
最近だいぶ慣れて、理想とする、ごはんを炊くように焼きたい、に近づいてきたかな。
がんばらないパンと称して。
冷めたら割ってひとつずつ包んで、冷凍しておく。
夜は、美味しそうな原木しいたけを見つけたので、焼いてお醤油かけたらとてもおいしかった。
緊急事態宣言(神奈川には出てないのだけど)が明けてもうすこし落ち着いたら、隣の街まで野菜買いにいきたいな。
食べることばっかり書いてますね。。
他、最近は、カーディガンと靴を買った。
近所にしか行かなくとも、好きな服を着ておかないと、それこそ、世の中が落ち着いた頃にはまたさらにシミが増えて、あぁ、似合わなくなっているかもしれない!PR -
昨日の午後くらいからかな、自分の中の風向きみたいなものが変わってきた、すこし上向いてきた感じがある。
天気も良い、気分も軽い、首はまあまあ。
もりもり洗濯して、みっちり集中して縫う。
とても好きなアルバム、caravanのThe Universe in my Mindをちょっと久しぶりに聴いていたら、
革命前夜、Hello&Goodbye、1000の言葉より、ときてその次はあぁそうだMayなのだった、と、
そう今日からはMayだ。
なんてすごいの。びっくりして二度聞く。
「扉を開けたら五月の風」にすっかり染まるよう。
どこまでも軽やかで、さわやかな日。
しかし今これのために一時間半ぶりにスマホに触れて、地震のニュースを知る。
こうして普通に過ごせることのありがたさ。
どうか大きな被害がありませんように。 -
よく晴れた休日、金曜日。
たとえば一週間とか一ヶ月とか、漸く休もうかなぁと思ってみるのだけど、こうして晴れるとあぁ縫い目がよく見えそう、っていそいそとテーブルを運び、少し縫い始める自分がいる。
なんて諦めが悪い。
しかし調子よく美しく縫えたと思うので最高に気分がいい。
やっぱりわたしにとって布目が総てかもしれない。
どこかへ出掛ける選択肢のないゴールデンウィーク。
大掃除したいなぁとか、首とか、いろいろあるけど、結局、明日も変わらず続きをがんばろう。 -
雨の祝日。
ひきこもり、引き続きコースターを縫う。
すこし前、普通に食べたただのひとつのパンに、震えるほど感動した。
味の想像が出来ていない、初めましてのパン。
愛するパン屋の、突き抜けて甘い、かりかりふわふわ卵牛乳バター小麦のむこうに、カスタードにオレンジの香り。
しあわせのかたまりみたいなパンだった。
はぁ、パンが、好きすぎる。
そういえばよく、計量しないで適当に作ったらなんかすごくおいしいものができてしまった、あぁ!ってあるけど、
もしかしたらあれは、何グラムだからとかの先入観がないというのか、味の想像が出来ていない、というところにおいて、誰かの作ってくれたもの、に近いのかもしれない。
偶然の賜物。
試作の方がうまく行くこともあるのかな。
布においてはあまりない様。
昨日のコールラビは、そのまま生で塩をふってと、オリーブオイルで焼いて食べた。
カブに近い感じ。あまくておいしかった。
またも、野菜がおいしい夜。 -
スーパーの野菜コーナーにコールラビを見つけて、聞いたことはあるけど食べたことはないそれ、うれしくて、迷わずかごに入れる。
カブみたいなキャベツみたいな、きれいなきみどり。
カラフルなのがたくさん入ったラディッシュ。
他、キャベツとか人参とかピーマンとか普通の野菜。
はぁ、いつもいつも、買い物に行くと、野菜だけですでに重い。
子どもの頃、ラディッシュ、好きだったなぁ。
祖母の育てたもの、ザルに獲ったばかりのを洗って、まるごと、塩をつけて。
プチトマトもそんなふう。
青い、プラスチックのザルに山盛りのとれたて野菜。
それがこんなにも幸せなことだなんて、大人になってから知った。
最近はまた特に野菜がおいしく、
どんどん甘いものを食べる頻度が減って砂糖が減らないなぁと思うのだけど、キャベツは減る、人参は減る。
あぁそういえば、昔はそんなに興味なかったのに道端の花がきれいだなぁと思うのと、すこし似ていて、
どっちも植物だしね。
生命力、なのかなぁ。
生野菜をもりもり食べると、元気になれる気がする。