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ごはん作るときは、煮たり炊いたりしながら野菜を刻むし、洗いながら焼くし。
毎朝は洗濯回しながら掃除、脱水終わりの音が鳴るまでにここまで掃除終えたいとか。
別にわざわざ言うことでもなく生活とはそういうもの、だけれど、縫うことにおいてはマルチタスクはしないと決めた。いつだっけ、わりと最近。
二度手間だな、とめんどくさがると、だいたいろくなことがない。
大事なことは、一見遠回りなようでも、確実な方を。そして失敗しなければ結局のところ、それがいちばん近い。
毎日ちょっとずつコースターを。
たった一枚に何日もかかる。けど、出来が良ければ時給なんていやいや。美しいほうがずっといい。PR -
昨日、丑の日にはまだ早いでも既にしっかり土用、ということで、お昼に夫と鰻を食べに行った。体力つけに。
美味しかった!
のだけど、あんっっっまり暑くて、お店は寒くて、補ったはずのそれもほんの数分で失われそうな。
昼は本当に、サウナのようですね。風が吹いても熱風で。
収まる気配がないけれど、機嫌だけはちょっとでも良くしてたい。猛暑なりの良いところを探す。
洗濯はすぐに乾くし、ガス代はまた安くなるかな。
縫うのには素晴らしく明るいしね。 -
年齢の齢という字には歯が入っている。と聞いて、これまで一度も虫歯になったことがない自分の唯一の長所をうれしくなった。
歯磨きがんばろ。まだまだ若いと思いたい。 -
昨日の午後、縫っていて、あぁ暑いな喉乾いたなと思ったけれどもうあと5分で終わるしあとでいいや、と油断して、わかりやすく気分が悪くなった。
よく寝て、今日はちゃんと水分とって過ごす。
本気になると暑い。
頭に血がいく感じ、でも、縫うのも家事も本気でやらないと結局は何にもならない。
いや、適当にやって出来る器用さがまるで備わっていないので、ともかく、この暑さを舐めないことですかね。
エアコンがんがんの部屋のなかでさえ。
本当に怖いですね。
トマトに塩かけてもりもり食べると、楽になる。 -
数年前、精神的に落ち込んでいたときに、子供もおらず外で働くこともできない自分は一体なんのために生きているんだろうかと、社会にとってなんの役にも立っていない、と考えて、考えて考えて考えた結果、なのかな、ふと、神さまのごはんになるのだと気づいた。
人間が食物連鎖の頂点かどうかなんてわからない。
わたしが今日食べたトマトや豚肉と何ら変わらず、生きて、そしていつか、ごはんになる。
神さまにとっておいしいごはんになることは、寿命を全うすることで、自分だってしっかり熟れた果物や、所謂、食べ頃で食べたいし。
あの、国語の教科書にのっていた、宮沢賢治のやまなし、に通ずるところだと思うのだけど。
最近は、相も変わらず、縫うの遅い選手権があったら優勝レベルの遅い仕事で、いや家事も歩くの食べるのなにもかも遅い、けど、そんな昔みたいに絶望しなくなった。
先進国、経済大国においてわたしのような生き方は推奨されないだろう。
でも、生きていて良い、って思えるのは、その、神さまのごはんになる、っていう気付きに加えて、家族のためにがんばろう、ということで。
って当たり前すぎるような話だけど。
夫の好物作って喜んでもらえたらうれしい。
母が妹が甥っ子が幸せだとうれしい。
役になんて立たなくても良いって、そうだ、道端の花とかそうだよね。
あ、かわいいな、っていうそれでいい。