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毎日縫っていて、あまりに遅いのをどうにかならないものかと常々どうしても考えて。

しかし自分のもの、ちょっと枕カバーをとかスカートの丈が長いとかバッグをとか、そういうのだとざっと走るだけ数十分で終わる。
昔バイトしていた服屋でもすこしミシンを踏んだ。
ほんの1、2分だだっと走るだけ、で、あぁそれはでも苦手だったな、接客とかの方が楽しかったし、やっぱり縫うのが早い方ではないと思うけれども。

その、縫う、自体が遅いのではなく、やれここのカーブがどうだとか、ここの縫い目がちょっととか。
もうちょっとたおやかに柔らかにざっくりした感じで作ってもいいのでは、をどれほど意識しても、どうしても、気になってしかたがない。はいボツ。はぁまたボツ。そんなことばっかり。

作ることはときに苦しい。
いや多くの時間苦しい。
やめたくなる。あぁ向いてないんだろうか。もうちょっと違うことをしようか。

と、思ってはみるのだが、明日朝起きて歯磨き洗濯朝御飯掃除と終えたら、おそらくいつもどおりに縫う。
他にできることがない、と思う。
明日こそアバウトにやってみようなんて、いやでも結局、きちんと並んだものが好きだ。

どんなことにも苦しいことはあるのですよね。
自分だけが、これだけが苦しいなんてまぁおこがましい。
顔に出さない口に出さないだけで、夫も毎日仕事でつらいことはいっぱいあるのだろう。

本気になるから苦しい。

息抜きして頑張ろ。
自分のもの縫ったり、お菓子焼いたりの、どうでもいいようなことが楽しいのは、そういうことなんだろうな。

こんなこと書いてすみませんでした。
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Furuyama saki
神奈川県在住
1993年3月生まれ
高校を中退後、2010年よりアクセサリーの製作活動を開始。
個展、通販、雑貨店での販売と同時に、フィルム写真やZINEも製作発表。
2015年、結婚を機に、暮らしに調和する布小物「mel」を開始。
現在は不定期オープン、スロー活動中です。

29歳年上夫とふたり暮らし。
リネンと、おやつとコーヒー、洗濯を愛しています。
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