いやもうほぼひきこもりであるし、極めて地味に静かにつつましく暮らしているけれど、十代、二十歳頃まではとにかく服が好きアクセサリーが好きで、服屋でバイトもした。
当時の好きだった服、もうほとんどは処分したけれど、いくつか捨てられずにそのまま持っているものもある。
幸いにも体型的な問題で着られないことはなく、むしろぴっちぴちだったあの頃より余裕をもって着られるのではというくらい。
で、ちょっとドレスアップ的な休日にあれ着ようかなと、黒の無地で袖が総レースの膝丈のワンピースを引っ張り出してみて、やっぱり今見てもかわいいと思う、似合わないこともない。けど、なんだろうか、あぁ違和感がある。
先月買った特別感などまるでないようなコットンの刺繍のワンピースみたいな、しっくり感、がない。
あれが欲しいとか、こう思われたい、自分をよく見せたいとか、そういうのが透けて見えるんだな。
時間の使い方。お金の使い方。
外見と中身が一致していない、というような。
無理をするのは辞めて、もうすぐ32のおばさんは自分にしっくりくる状態を大事にしようと思う。
とはいえ否定はしない。
変わったことが悲しいとか、逆に、捨てなきゃ減らさなきゃとかも言わない。
ワンピースは、クローゼットの奥に仕舞った。
友人の結婚式と、自分の結婚式のあとに着たもの。
わたしの大事な思い出。
当時の好きだった服、もうほとんどは処分したけれど、いくつか捨てられずにそのまま持っているものもある。
幸いにも体型的な問題で着られないことはなく、むしろぴっちぴちだったあの頃より余裕をもって着られるのではというくらい。
で、ちょっとドレスアップ的な休日にあれ着ようかなと、黒の無地で袖が総レースの膝丈のワンピースを引っ張り出してみて、やっぱり今見てもかわいいと思う、似合わないこともない。けど、なんだろうか、あぁ違和感がある。
先月買った特別感などまるでないようなコットンの刺繍のワンピースみたいな、しっくり感、がない。
あれが欲しいとか、こう思われたい、自分をよく見せたいとか、そういうのが透けて見えるんだな。
時間の使い方。お金の使い方。
外見と中身が一致していない、というような。
無理をするのは辞めて、もうすぐ32のおばさんは自分にしっくりくる状態を大事にしようと思う。
とはいえ否定はしない。
変わったことが悲しいとか、逆に、捨てなきゃ減らさなきゃとかも言わない。
ワンピースは、クローゼットの奥に仕舞った。
友人の結婚式と、自分の結婚式のあとに着たもの。
わたしの大事な思い出。
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Furuyama saki
神奈川県在住
1993年3月生まれ
高校を中退後、2010年よりアクセサリーの製作活動を開始。
個展、通販、雑貨店での販売と同時に、フィルム写真やZINEも製作発表。
2015年、結婚を機に、暮らしに調和する布小物「mel」を開始。
現在は不定期オープン、スロー活動中です。
29歳年上夫とふたり暮らし。
リネンと、おやつとコーヒー、洗濯を愛しています。
1993年3月生まれ
高校を中退後、2010年よりアクセサリーの製作活動を開始。
個展、通販、雑貨店での販売と同時に、フィルム写真やZINEも製作発表。
2015年、結婚を機に、暮らしに調和する布小物「mel」を開始。
現在は不定期オープン、スロー活動中です。
29歳年上夫とふたり暮らし。
リネンと、おやつとコーヒー、洗濯を愛しています。