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雨のち曇り、
恐ろしいほどの蒸し暑さで、もう全然さわやかでも黄金でもなかった。グレーな一日だった。

5月中にshopオープンしようと思っているのだけど、ちょっと値段に悩んでいる。
物価高騰、布の値段が、という普遍的な理由もありながら、それと同じかいやそれ以上に思うのが、精神的な理由。

よく一般的に言われる、時給にしたらいくら。っていう考え方で値段をつけると、絶対に誰も買わないような高級品になってしまう。
そしてそんな値段では、わたし自身も全然売りたくない。

昔アクセサリーを作っていたとき、「もったいなくて使えないから仕舞っている」と時々言われた。
あれは多分デザインの問題だと思うけれど、、
ありがたいようで、すこし悲しい気もした。

普段の生活で使うものも、使いやすくとも、あまりに値段が高いともったいなくて使ってもらえない。
そこは悲しいし、なによりリネンやコットンに似合わない、と思う。
だったらわたしの時給なんてパン一切れでもいいと思う。

でも、このままずっと続けていくことにしんどくなってもいる。
遅すぎて。
何度も補強、検品して、些細なことにも妥協できないわたしが全部悪いのですが。

これ以上値上げしていいのだろうか。
ってそんなことここに書くなよと思われそうなものですが。。

どうでしょうか?皆さま。
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Furuyama saki
神奈川県在住
1993年3月生まれ
高校を中退後、2010年よりアクセサリーの製作活動を開始。
個展、通販、雑貨店での販売と同時に、フィルム写真やZINEも製作発表。
2015年、結婚を機に、暮らしに調和する布小物「mel」を開始。
現在は不定期オープン、スロー活動中です。

29歳年上夫とふたり暮らし。
リネンと、おやつとコーヒー、洗濯を愛しています。
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