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mel

秋なのだ
朝、窓を開けたら金木犀の香りがして、なんてうれしい、姿は見えないのだけどどこかから、完全に秋なのだと知る。

晴れていても暑くなくて、と思ったらなんだかあっという間に日が傾く。
洗濯物がからからに乾くあの感じが終わった。
あぁ、秋なのだ。

縫い終えたものたちにアイロンをかけ、ふと、子供のころ祖母に、アイロンをかけてもらうのがすきだったことを思い出す。
祖父のワイシャツの一枚、一枚の皺をとる夕方に、ハンカチや給食用のマットを持っていって、ついでだからねって、ぴんとさせてもらった。

陽の当たる和室で、コードレスの大きなアイロンを握る、力の入った祖母の腕の白さ。熱く乾いたにおい。ぴんとなってハンガーにかけられていくシャツの色々。

夏はなかなかに苦行であるアイロンも、楽しくなってくる季節。
長袖になるし。
かけがい、がある。

shopの方は、今月か、来月のどこかでオープン予定です。
しかしリネンについては、ぴんとしたのもいいのだけど、アイロンのかかっていないそのまんまの感じも、いいのですよね。
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