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mel

コーヒーと紅茶の間にあるもの
たまに紅茶を飲むと、おいしいなぁと心底思う。
コーヒーの飲めない妹と住んでいた頃は、よく飲んでいた紅茶。
ガラス越しのきれいな赤、茶葉のゆらゆら。熱くてちょっぴり薬っぽくて、雄大なかんじがする。

わたしは日によって時期によって、寒い日にはカフェオレも、夏にはアイスコーヒーも、疲れたときにはフレーバーティーも、たまにはグレープフルーツジュースまでも、とにかく、あれもこれもと飲みたいものがある。
どこに行ってもブラックのホットコーヒーしか飲まない夫や母や友人やバイト時代に見た多くの人たちのようにはいかず、いちいち迷って、ぶれぶれ、あー、どれもおいしいなぁとおもう。

それはとても面倒くさく、かっこよくなくて、飲みものに限らずなんでもそんな風で。
音楽や小説も、あれもこれも、いいなぁで。そしてだいたいにおいて、一度すきになったものをきらいになれない。

いつかもっと歳をとったら、とか、潔くなりたいと願うけど、ぶれぶれはぶれぶれで、すきなものがたくさんある人生も、結構いいかもと思う。


今朝の届きたてのアアルトブレンドも、月曜の午後のモナモールも、全然ちがうけど、どちらも、とてもおいしかった。
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