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mel

ゆっくり生きている
好きなこと、やりたいことが浮かんだときに、意味があるのとか、お金になるかとか、効率とか、そういうものによって制限される、躊躇してしまう、
また、やってみたところでの罪悪感、またそんな無駄なことして。と思われているんだろうなというものが、どうしてもついて回るのは、世の中のスピード感かなぁ、と思う。

歩くのが速いと言われていた。
田舎から東京に来ても、みんな速いなぁとか思うことはなくて、スクランブル交差点も、渡り終えてから、あぁこれがそうだったのね。別に普通だったね。と感じていた。

それが、最近、近所で人に抜かれる。
さっきは、双子のベビーカーを押す若いお母さんに抜かれた。ノースリーブにショートパンツでよく日焼けしたお母さんはなんとも逞しくて、さわやかで、あんなの押すの重いだろうなぁって、日傘さえ重いと感じながら、のろのろ後ろを歩く。

体力、筋力の衰え。それはまぁ情けない話。
でも、他人を、遅いなぁもっと速く歩いてくれないかなぁ。と思っていた若いころより、
速いなぁみんな元気だなぁ。早く帰ってごはん作ってあげないと赤子が泣くのだなぁ。忙しいんだなぁ。がんばってるなぁ。
と思う今の方が、心は格段におだやか。
まるでいらいらすることがない。

やってみようかなぁと躊躇していたこと、夫に背中を押してもらって、やってみます。ひとつ。
あ、縫うのは辞めませんよ。
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