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mel

どう捉えるか
田舎にいたころは、休みの日に遊ぶ場所といえばひとつ、ふたつしか選択肢がなくて、駅。とさえいえばどの駅かも、待ち合わせの場所さえなにも言わなくとも会えて、
やることも、行くところも少なく、いつも同じ、いつも退屈。どこに行っても空いていて、高確率で知り合いに会って。そんな風だった。

上京して9年になるけれど、びっくりしたのは渋谷でも新宿みたいな大都会ではなくて、表参道や銀座や自由が丘みたいな昔憧れたおしゃれな街でもなくて、
まるで聞いたことのない私鉄沿線の、郊外とはいかないまでの大きな駅の栄え方、で、
溝の口とか武蔵小杉とか。たまプラーザとか。町田とかもそうかな。
ともかく、そういう、もう十分ではと思えるようなそれがそこここにあって、行ったことはないけど東京から北や東の方にもあるのだろうなぁの。
そうして、選択肢がありすぎる、と思う。

あんなに田舎が嫌だったのにな。
でも田舎が~でも都会が~でもなくて、どこに住むかなんてたいした問題じゃなくて、それをどう捉えるか。どんな気持ちで過ごすか、なのかなって。

日々の流れにはいい時ばっかりじゃなく、悪いときもあって、でもそれを自分がどんな風に過ごすかは変えられる。
それと同じようなこと。
考え方とか、心の準備とか。

最近ちょっと落ち込んでいたのも、まぁ前もそんなことはあったしねって。
多少の経験則がついたのかしら、夫と話した今日。
わたしはまだ彼の半分も生きていない。


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