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mel

すきなもの
子どもの頃苦手だったものを大人になってすきになるのはよくあることだけれど
その逆はあまりないような気がする。

幼少期の好物はずっと好物で、新たなすきなものに出会ってもそれをきらいになることはなく、ずっととくべつなものとしてそこにある。
結果すきなものすきなものすきなものすきなもの、みたいにどんどん溜まっていって、それはとてもうれしくて、人生って感じで、
ホットケーキくらい永遠なものも、苦手から大好物に変わったレーズンパンも、今年はじめて知った音楽もにごり酒も、
さくらの花も、新緑も、ひなげしも夕陽も朝の海も銀杏の絨毯も自分の名前までも、
とにかくあれもこれもぜんぶいい。どれもこのましい。


最近はテニスをみるのがすきです。
あの、音や動きや数え方、試合後、それからサーブ打つ前の一拍の空気感がとてもいい。
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