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mel

ごはん粒ひとつ
買い物に行くと感じるのは、そのものの値段を見てというより、断りの文言の多さ。
本当になにもかも値段が上がり、上がるだけならまだしも、なくなった、のも多い。

新商品とか期間限定、という文字にあまり心踊らない。
それより、同じものがまた買えないということに、ちょっと恐怖心みたいなふうがある。

好きになるとずっとそれを買いたいし、またあれを食べたい、あれを使いたい。
それが叶わないこともどうしてもある、それが普通、でもなるべくなら、そこにお金を使いたい。

ちょっとくらい高くても、潰れて欲しくないお店には行こう。それから近所で買い続けよう。
なんでもないような当たり前のことだけど、値上げばっかりの今、大変なのは消費者だけじゃなくてお店もそうなのだし。

布の値上がりもなかなかのものです。。
今日縫っていたリネンの産まれたベラルーシ、という国はしかし今、どれほど大変なのだろう。

変わらずそこにあってくれるというのはもう、普通のことと思ってはいけないのかもね。
昔の人のいう、ごはん粒ひとつ残さずに。みたいなのを、今いかに、とか思う日々です。
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