-
もう何年もコンビニで買い物をしていない。
近所にもいっぱいあるし、嫌いなわけではないのだけど、ただ単に用がない。
それが、こないだ久しぶりにコンビニっぽいものに入った。
田舎の空港の、保安検査を過ぎたエリアの、お土産屋さんというよりはキオスクみたいなの。
遅い午後で、実家でお昼を食べていたけれどちょっと小腹がすいて、時間もすこしあって、羽田みたいにカフェとかは無いので、なにか買おうかなって。
しかしこれが、そうか、普段見ないものばかりで、戸惑った。
お菓子に菓子パン、17アイスの自販機も眺めて、結局、ちいさなドライフルーツの袋をひとつ買った。りんご。
水飲みながらそれ食べて、終わり。
これが、とても良かった。
あぁ胃が…とか全然なくて、でも甘いもの欲は満たされて、つくづく、ちょうど良かった。
今思い返しても、あぁ良い判断だった。
たったそれだけの話だけど、自分のなかではなかなかとってもうれしいこと。
生きるコツを掴んだみたいな感じさえする。
迷って、思い出したのはジョコビッチの本。
ちなみに今日はオートミールブレッドとスコーンとマスカルポーネ、トマトさくらんぼ、なお昼をInstagramにのせたけれど、食前にキャベツを食べた。
夕方のおやつはやっぱりキュウリで、夜はヨーグルトとさくらんぼ、ハイカカオチョコレート、アーモンド。
若いころ、あの紙袋のぶどうぱん、好きだったなぁ。
でもMOWとピノはたぶんそろそろ常備すると思う。PR -
梅雨入りして、まったく毎日その通りに蒸し暑かったり肌寒かったり、ともかく暗くて、ホームシックもありつつで、気分もどんより、してしまっていたのだけど、今日、抜けられた気がする。
ものすっごい湿度の曇天、でも明日よりはましかなということでもりもり洗濯して、窓開けてミシン。
昼過ぎまではエアコンなしでどうにか居られた。
ひたすら縫ったからか、昨夜の夕飯が良かったのか、いや今夜のカレーがうれしいのか、なんだろう、今日は身体が軽かった。
思い返すと、土曜はカレー、月金は納豆と野菜たっぷりの味噌汁にサラダと冷奴とかキムチとかあるもののせるだけ、に夕飯を3つ固定して、もう何年になるかな。
一応、先週と同じカレーにはしない、とかサラダの味を毎度変えるよう課してはいるものの、文句言わない夫のまぁありがたいこと。。
この頃、体調いいなぁとうれしく思うのが、たいてい土曜のような気がする。
ほとんどの場合、一番混むのでどこへも出掛けない日。
やっぱり、リセットデーと呼んでいる前日の夜ごはんが良いのかな。
今夜のはゴーヤいりキーマカレー。コールスローとトマト。
お弁当用にきんぴらも作り、で、千切りのち微塵切りの、あぁ永遠みたいに切ったなの今日は、なんだ、生きてるって感じがしたな。
つい、楽しかったなぁ、に浸ってしまうけど、また次を楽しみに日々黙々とがんばらなきゃ。 -
たった一個の貴重な晴れマーク。
もりもり洗濯、布団の衣替え。
暑いけれどさわやかで、良い日だったな。
つめつめに働いて良い日だった。 -
はしゃぎすぎて枯れた声と、筋肉痛がようやく治ってきた。
もう何日経ったのやら。火曜。
買い物前に神社に行く。
滞りなく帰って来られたことに、ありがとうございます、を言いに。
道すがら、どこを見ても紫陽花が満開で、まだ発表されていないけれど、もうすっかり梅雨の空気を感じる。
紫陽花は、特別好き!というわけでもないけれど、よくよく見ていたら、ものすごくいろんな色があるんだなと気づく。
白いのがかわいい。
今日見た、とても濃い黒っぽい紫のも、きれいだった。 -
帰りの飛行機の、離陸のときに窓から見た海と、着陸のときに窓から見る海が、同じ水色であるようでまるで違くて、あ、東京だな、と感じる。
その向こうの景色がとか、建物の高さが、と言ってしまえばそれまでなのだけど、東京とはまるで、ミニチュアの世界を遠くから見ているみたいだった。
東京とは、いや、トーキョーと言いたいような、囲いの中を、おもちゃ箱の中を生きているみたいなのだ。
人間のサイズとしても160センチがもっと縮んだように、ぎゅっと、ふくらはぎのあたりが締まった(痩せればいいものをそうではない)、ような感じがした。
飛行機降りて、座ってゆるんでいたワンピースの腰のリボンを結び直す。
謂わば力士の回しか職人のハチマキか、気持ちをしゃんとする。
羽田の文字に、帰ってきたなぁと思う。
帰りのリムジンバスに描かれた東急電鉄のキャラクター「のるるん」に、あ、帰ってきたなぁと思う。
ほぼほぼ満員のバスに乗ったら、わたしはちいさな卵焼きで、お弁当箱の隙間にすとん、と填まった。みたいな感じがした。
声が枯れるほどの、もう楽しくて楽しくて仕方のなかった時間は夢のよう。ふわふわして、ご褒美だったなぁ。
夜、自宅に帰って、片付けてお風呂入って、いつもの聞き慣れた音楽かけて。
今日は普通に洗濯して。普通に続きを縫って。
すっかり日常に填まって過ごすのも、これまた、幸せだなとじわじわ。
乗り物とかウイルスとか色々びびらず、毎年行きたいな。
わたしにとっての夢の国。