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三寒四温が過ぎる日々。
今日はまた真冬に戻ったかのよう、一日中雨で、北風も強くあぁ寒かった。あぁ結露だった。
いろいろ、うまくいかないこと、ってもうほぼ体調の悩みばかりなのだけど、うれしいこともある。
こないだは大好きなお店でランチのあと、大好きな花を見に行った。先月つぼみを見つけた場所に、ちょうどこのあたりで満開になるんじゃないかなと先月から予想してとった休日。というのがもう全部ぴったりで、ともかく素晴らしかった。
通りすがりのおばあさんが「きれいねモクレン、今一番良いときね」とぽつりと言い、曲がった腰の後ろに手を組んで、しばし立ち止まって見上げ、またすぐ歩いて行った。
なんでもない日常の光景。
写真撮ってばかりの自分をちょっと反省しつつ、なんだろうこの、町のなかに溶け込んでいながらのこの神々しいさまとでもいうのか。よく晴れてあたたかな遅い午後、おばあさんのその後ろ姿ごと美しかったと思う。
上を向いて咲くこの花に強く惹かれたのは、初めの緊急事態宣言が出たころ。
絹のドレスのような、小鳥の群れのような。
ぽってり、遠くから見るとキャンドルのよう。
猫の耳のようにふわふわの萼、のそばがほんのりピンクなのもまた良く、ずっと見ていたらちょっと泣きそうになった。
河津桜も寒桜もきれいだったし、ユキヤナギは咲き始め。夫の好きな椿も名残でまだあって、ムスカリも水仙も桃もかわいい。チューリップがちょっと膨らんできて、やっぱり春って素晴らしいなぁとしみじみ。
一年間、月に一、二度は観察してきた近所の神社のハクモクレンは、陽当たりが良くないのかまだちっとも開いていなくて、さぁこちらも楽しみだな。PR -
こないだ、ちょっと変えてみようとしたら上手くいかなくて、そんな風なことはまぁ多いよねって夫と話しながら。
でもそれで、いつも代わり映えしないなぁと、繰り返しばかりだなぁと思うことたちをあぁそれで良かったんだと思うことが出来た、かな。
年を重ねて自分はこれでいいがわかってくる、ってつまりそういうことだもんね。
今日は上京記念日。
ってそんな言い方しないかな。
あれからもう12年、またいつか妹とあの町を歩いたりしてみたいな。川沿いの静かなちいさな町。 -
また雪で、心にまるで余裕がなく、でも夜テレビで寅さんを見たらなんだかほっとして、またがんばろ。そんな夜。
日々変わらずコースターを縫っている。
同じようなものばかり食べ、過ごしている。
こうしてもう何年になるのだろうか。
32歳、でも体重計を信じるなら体内年齢は18歳らしい。
こないだ30になった妹が、ねぇそろそろサバ読んで生きていこうかと、26歳ぐらいには見えるよ、らしい。
彼女は24歳だって。まぁ、気分だけでもね。 -
昨日は雪、今日もみぞれ、ここに来て真冬の寒さ。
もう啓蟄の頃だというのに。
梅は散りかけ、ミモザが咲いているというのに。
買い物いくのにあぁこわくて、いや家にいてさえもエアコンが霜取りになるし、、もっこもこに着込んで、ほとんどダルマの今日を過ごす。
なんとか乗り越えた、と感じる。
でもまた明日も雨。
すっかり忘れていた確定申告を終わらせたら、脳がすっきりした。こまごましたやることがどうしてか多いよねの3月だけど、まぁ、焦らずと言い聞かせ、ちょっとずつ乗り越えて行きたいかな。
今日気づいたことは、腰とお腹と足だけじゃなくて、肩甲骨のあたり、風門のツボにカイロをはるとすごく温まるということです。 -
誕生日。32になった。
こないだの休み、久しぶりに一日中お出かけして、昼も夜も外でごはんを食べるイコール一日中台所に立たない、エプロンを着ない、という時間を持てて、それか何よりのお祝いだったなと思うのだけど、今日は、普通に仕事の夫が、帰りに花を買ってきてくれた。
あったかそうな色がいいかな、ってオレンジのバラを求めて、でもちょうどそれがなく、ミニバラしかなかったんだ、という。
実家で母が育てていたのを思い出すような、葉っぱの多い野性的な感じのするバラ。とてもかわいい。
今日はあたたかで春のようであったけれど、夜ともなるとまぁそこそこ冷えてきて、今日も今日とて買い物にバタバタでへとへと、あ、でも、神社に行った。
無事に年を重ねられました、と。
こないだのお出かけでも、偶然見つけた神社が素晴らしかった。
急な階段の上までひーひー言いながら登って。
あぁやっぱり楽しかったな。
楽しい時間ばっかりじゃないのが人生。
でも、楽しいがたくさんありますように。