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mel

  • なんにも変化のない日々に
    最近のうれしかったことは、布ものを買ってくださったお客様から「気に入ったので」と間を開けずにまた同じものをご注文いただいたこと、と、
    夫に「お弁当の野菜と卵焼きが美味しい、いつもこれがいい」と言われたこと。

    毎日、わたしはあまりにもなにもない。
    ここを長年読んでくださる方にはよくお分かりだと思いますが、本当になにもありません。
    大声を出すことも、泣くことも怒ることもなければ大爆笑することもない。ときどき知人(友人?)に会うのと、月に一度か二度のご褒美デー、以外は本当に、洗濯掃除ごはんと買い物、ミシン、他になにもしていない。
    それについて特に不満もない。重い病気でもない。

    でも、この、なにも変化がない、変化できない自分を情けなく思ってもいて、見ている人や周りの人を楽しませる能力に欠けているなぁと。
    だから、同じで良いよ、と言ってもらえるのは、とてもうれしい。

    同じコースターでも。同じ卵焼きでも。
    それのクオリティを上げることに注力したいとは心から思っている。
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  • 動物にでもなったかのよう、いや人間も動物なのだった
    いつもの農園にお野菜買いに、の道中、民家というにはあまりにも立派な、でもまぁ誰かのお屋敷の軒先に、かごに100円と書いた箱とお野菜が置かれている、のを、何度か見ていて、でも買ったことはなかった。

    昨日はそこにお野菜がわんさかしていて、見てみたらネギと里芋と、なぞの葉っぱ、日々これだけ野菜野菜と言っているわたしにも見たことのない葉っぱ、
    巨大なブロッコリーかキャベツの芯のようなものにチンゲン菜の下のほうみたいのが伸びて、でも葉先は大根の葉のようにぎざぎざ、その葉はほんのすこしで、ともかく芯がすごい存在感の、なぞのかたまり、
    え、これ何なんだろう。でもアブラナ科であることだけは確かだわ、庭に誰か出てくる気配もないし、まぁとりあえず、買ってみる。

    家に帰って、バタバタして写真とるのも忘れ、何か分からないままに茹でて、食べてみた。
    芯はちょっと辛くてカブに似ている。葉は焼いたら、からし菜に近い。夕飯でじっくり火入れしたものは、とろーっとなって、なんだかわからないけど、美味しい。

    夜になって調べてみたら、生ザーサイ、だった。
    あの、中華のお漬け物?にするザーサイが、もとはアブラナ科の野菜でああいうものだなんて、まったく考えたことなかったな。。

    たったそれだけのことなのだけど、調べたらなんでも分かる時代に、なんだかわからないけど美味しそう、で買って、切って、いやそれこそ下のほうってこれどこまで食べられるの?すら分からないからよく見て嗅いでみるというね。

    なんか、とても楽しかったのです。
  • 風に吹かれて
    一番好きな食べものはホットケーキだった。

    二番目はエクレアかな、プリンかな、ドーナツもカステラもクレープも好き、バターにチーズにそしてクロワッサン。
    勿論ばぁちゃんの里芋もお寿司も母のグラタンもムニエルも、お寿司も、おにぎりも、好き嫌いの多かった子供の頃を除けば、多くの食べものを好きだった。
    あまり好まないもの、はあったけれど、麺類とか焼き肉とかね、でもコンビニの唐揚げもマクドナルドも、サッポロ一番塩ラーメンも、リプトンのミルクティーも市販の菓子パンも、普通に食べていた。
    そのどれも数年食べていないけれど、まったくもって憎んでいるとかではなく、今ここに書くまでもはや思い出しもしてなかった。

    昨日、久しぶりにクロワッサンを食べた。
    パンを食べること自体が減ってきて、今は、おいしいパン屋に行ったときだけ、と決めているご褒美。
    買うのは食パンかバゲット、ライ麦パン、ドライフルーツのハードなパン、あたりで、所謂なにか入ったパンや甘いパンはほとんど見ることもない。

    久しぶりのクロワッサンは美味しかったのだけど、そのパンがどうとかじゃなく、自分の変化をものすごく感じた。
    夫の選んだ至極シンプルなバゲットサンドのが今の好みだなと知って、あぁそりゃ体重15キロ違うんだもんなあの頃と。。

    昨日もとても寒く、風が強く、行って帰ってちょっとの散歩だけでも身体が冷えきって、はぁ体力ない、このあまりの自分の変化についていけてないなぁとちょっと、センチメンタルになった。
    年齢とか、自然にそうなってきた部分もあるけれど、そうならざるをえない理由もあったと思う。

    まぁともかく、
    もう戻れない若い頃を思うのは、手の届かない持ったことのないものを思うのとなんら代わりないということかな。
    どっちにしても私利私欲、強欲、利己の塊というかね。

    最近知った言葉で、巣林一枝というのがある。
    三省堂熟語辞典によると、
    「小さい家に満足すること。分相応の暮らしに満足すること。不必要に他の物まで求めようとせず、分相応を守るたとえ。鳥は木のたくさんある林に巣を作っても、自分で使うのは一本の枝だけであるという意から。」

    つつましやかに、と同じような意味かな。
    いろんなことが変わったけれど、melを始めた2015年の、その思いだけはぶれていない。

    いわば諸行無常。
    自然の流れに身を委ねる、ということですよね。

    そういえば今も昔も大好きなあの曲は、そんなような歌詞だった。
    風に吹かれて。
    あぁでも昨日みたいな冷たい風はもういやだわぁ。
  • 寒波
    寒い。いや寒すぎる。
    この冬一番らしい寒波でなにを感じるかって、花瓶の花に元気がない。
    暖房つけないといられなくて、ごめんね、と思う。

    立秋過ぎたけれどまだ冬ですね。
    このごろは毎日酒粕。
    そして一応毎日続いている筋トレに、多少、効果が出てきたかもと感じるこの頃。

    これ以上大雪の被害が出ませんようにと祈る。
  • ごはんマットできました


    ようやくできたごはんマットをshopに追加しました。

    以前販売していたものよりだいぶ大きめ。
    ひとりの昼にテーブルクロスを敷くほどでもないかなぁ、でもちょっとあると気分が明るくなる。
    奥行きがたっぷりあるのでもりもりのサラダやサンドイッチにがぶっと行ってもテーブルにはこぼれなくて、汚れたら洗える、すぐ乾く、そんなマットです。

    わたしがInstagramにのせているひとりごはんに敷いているのは、もうそれ何年使ってるんですかのしかも適当な出来のものだけど、でも、愛用品。

    コースターやバッグもぽつぽつ販売中です。よかったら。