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mel

  • 雪降る春の日
    昨日は雪、今日もみぞれ、ここに来て真冬の寒さ。
    もう啓蟄の頃だというのに。
    梅は散りかけ、ミモザが咲いているというのに。

    買い物いくのにあぁこわくて、いや家にいてさえもエアコンが霜取りになるし、、もっこもこに着込んで、ほとんどダルマの今日を過ごす。
    なんとか乗り越えた、と感じる。
    でもまた明日も雨。

    すっかり忘れていた確定申告を終わらせたら、脳がすっきりした。こまごましたやることがどうしてか多いよねの3月だけど、まぁ、焦らずと言い聞かせ、ちょっとずつ乗り越えて行きたいかな。

    今日気づいたことは、腰とお腹と足だけじゃなくて、肩甲骨のあたり、風門のツボにカイロをはるとすごく温まるということです。
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  • 年を重ねて
    誕生日。32になった。

    こないだの休み、久しぶりに一日中お出かけして、昼も夜も外でごはんを食べるイコール一日中台所に立たない、エプロンを着ない、という時間を持てて、それか何よりのお祝いだったなと思うのだけど、今日は、普通に仕事の夫が、帰りに花を買ってきてくれた。

    あったかそうな色がいいかな、ってオレンジのバラを求めて、でもちょうどそれがなく、ミニバラしかなかったんだ、という。
    実家で母が育てていたのを思い出すような、葉っぱの多い野性的な感じのするバラ。とてもかわいい。

    今日はあたたかで春のようであったけれど、夜ともなるとまぁそこそこ冷えてきて、今日も今日とて買い物にバタバタでへとへと、あ、でも、神社に行った。
    無事に年を重ねられました、と。

    こないだのお出かけでも、偶然見つけた神社が素晴らしかった。
    急な階段の上までひーひー言いながら登って。
    あぁやっぱり楽しかったな。

    楽しい時間ばっかりじゃないのが人生。
    でも、楽しいがたくさんありますように。
  • 神様の木
    近所の神社へ、早咲きの桜は蕾が出る頃かなぁと見に行ったら、まだ全然、だけれど隣に白いのが咲いている。
    桜と変わらぬ大木の、高いところにしか咲いてないのであまりよく見えない、けれど花びらの感じと枝振りがどうみても梅で、梅ってあんな大木になるイメージがないのだけど。。
    白くて、ちいさくて、とてもきれい。

    さらに奥には椿の木。
    これもまた大きな木で、高いところに咲いていてよく見えないほど。
    でも、神様からはよく見えそう。

    いつも静かでひっそりと落ち着く大好きな場所。
    なんてことない地味な町だけど、ここがあって本当に良かったな。

  • 筆箱
    寒い、ばかり言っている。
    けど日は長くなってきたし、いつのまにか椿は散りはじめ、そうして三月が見えてきて。

    春から小学生になる甥っ子に、入学祝い、筆箱と定規を贈った。
    あの、しかくい、マグネットでぱちんとやる筆箱、25年前とも夫の知る50年前とさえも大きく変わっていなくて、いやでも鉛筆削りがくっついてなんか機械っぽくなったのかな。
    いろいろ、はぁもう春なのですよねぇ。

    世の中が変わっていく、というけど、近所の子どもたちをみていると、なにもかわらない幸福がそこにあるようにも見える。
    また今年も花が咲けば、それで大丈夫だと感じるのだろう。

  • 春を待つ
    昨日、二ヶ月半ぶりに外で夕飯を食べた。
    仕事帰りの夫と待ち合わせて。

    寒いと体調を理由に引きこもりが過ぎる。
    人の作ってくれるごはんのおいしさもとより、夜、鍋の焦げ落としたりゴム手袋洗ったり食器拭いたりしなくていいこと と、その片付けがないから早く眠れることが、うれしかったな。

    春うらら、というにはどんよりだったけど、梅があちこちで咲きだしてうれしく、昼間は隣駅まで出掛けて、帰りは歩いた。
    ハクモクレンの大木も見つけて、まだ咲いてないけどの蕾がたっぷりで、春にまたひとつたのしみができたかな。

    そして今日は風が強く寒くなってきたけど、気持ちだけは春を向こう。