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春分の日を境に、本当にその通りになった。
あったかいと体調がよく、疲れないし食べられる。
ここ数年、ともかく冬がつらい。夏よりも冬に食欲が落ちる。20度越え、コート要らずな今日が本当にうれしい。
アスファルトの隙間にちいさな花がちょろちょろ出てきた。
名のわからないそれたちが可愛くて、あぁうれしい。
去年ほとんどなかった花粉症が、今のところそれよりさらに無い。
緑ごはんのおかげだと思っているけど、お酒をやめたとか小麦を減らしたのも関係あるのかな。
花粉症がないと春がこんなにすばらしいなんて。PR -
午後、すっかり雨止んでから外へ。
寒いけれどミモザがゆらゆらと、春の空気、明日が祝日らしくいつもより賑やかな町。
買い物して、予約した病院に行き、夕飯食べて帰る。
こないだ、ホワイトデーに夫の買ってくれたホワイトチョコがあんまり美味しくて、チョコも常食しなくなったので、久しぶりに食べたらちょっと感動すらして、
誕生日に母にもらった蜂蜜も、その前妹にもらったこれまたチョコも、なんだろう、甘いものって時に心ごと救われる。
体調が落ちていると心も落ちてしまう。
好きなものや、周りの人たちの優しさに救われながら、なんとか。未来の楽しみのためにがんばる毎日です。 -
三寒四温が過ぎる日々。
今日はまた真冬に戻ったかのよう、一日中雨で、北風も強くあぁ寒かった。あぁ結露だった。
いろいろ、うまくいかないこと、ってもうほぼ体調の悩みばかりなのだけど、うれしいこともある。
こないだは大好きなお店でランチのあと、大好きな花を見に行った。先月つぼみを見つけた場所に、ちょうどこのあたりで満開になるんじゃないかなと先月から予想してとった休日。というのがもう全部ぴったりで、ともかく素晴らしかった。
通りすがりのおばあさんが「きれいねモクレン、今一番良いときね」とぽつりと言い、曲がった腰の後ろに手を組んで、しばし立ち止まって見上げ、またすぐ歩いて行った。
なんでもない日常の光景。
写真撮ってばかりの自分をちょっと反省しつつ、なんだろうこの、町のなかに溶け込んでいながらのこの神々しいさまとでもいうのか。よく晴れてあたたかな遅い午後、おばあさんのその後ろ姿ごと美しかったと思う。
上を向いて咲くこの花に強く惹かれたのは、初めの緊急事態宣言が出たころ。
絹のドレスのような、小鳥の群れのような。
ぽってり、遠くから見るとキャンドルのよう。
猫の耳のようにふわふわの萼、のそばがほんのりピンクなのもまた良く、ずっと見ていたらちょっと泣きそうになった。
河津桜も寒桜もきれいだったし、ユキヤナギは咲き始め。夫の好きな椿も名残でまだあって、ムスカリも水仙も桃もかわいい。チューリップがちょっと膨らんできて、やっぱり春って素晴らしいなぁとしみじみ。
一年間、月に一、二度は観察してきた近所の神社のハクモクレンは、陽当たりが良くないのかまだちっとも開いていなくて、さぁこちらも楽しみだな。 -
こないだ、ちょっと変えてみようとしたら上手くいかなくて、そんな風なことはまぁ多いよねって夫と話しながら。
でもそれで、いつも代わり映えしないなぁと、繰り返しばかりだなぁと思うことたちをあぁそれで良かったんだと思うことが出来た、かな。
年を重ねて自分はこれでいいがわかってくる、ってつまりそういうことだもんね。
今日は上京記念日。
ってそんな言い方しないかな。
あれからもう12年、またいつか妹とあの町を歩いたりしてみたいな。川沿いの静かなちいさな町。 -
また雪で、心にまるで余裕がなく、でも夜テレビで寅さんを見たらなんだかほっとして、またがんばろ。そんな夜。
日々変わらずコースターを縫っている。
同じようなものばかり食べ、過ごしている。
こうしてもう何年になるのだろうか。
32歳、でも体重計を信じるなら体内年齢は18歳らしい。
こないだ30になった妹が、ねぇそろそろサバ読んで生きていこうかと、26歳ぐらいには見えるよ、らしい。
彼女は24歳だって。まぁ、気分だけでもね。