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ひさしぶりの白い布、切って、縫いながら、
明るい部屋の中、光の当たる白い布はとてもきれいで、なんだもう五月みたいだなぁと、また温度計をちらり。

22度って。

すでに初夏みたいにさわやかで、気分すっきり。
美しい布はそれだけでいい。
手をかけずに自然に出来上がる、ことがいつも理想。

もう少し作り溜め、がんばります。
ほんこすこしだけど、だれかの役に立てるよう。
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今日は一週間ぶりに外へ、近所に買い物に出る。

風が強いけれどとてもいい天気、あたたかく、あぁこのままどこか遠くへ行ってしまいたいなぁの衝動。
要るものを買って、さっさと帰る。

先週、満開だった公園の桜はすこし薄くグレーっぽく、でもまたわさわさと咲いていて、
道路の脇に、先週は咲いてなかったチューリップと、名前のわからない黄色い花をみつける。

道端の花観察は、この騒動に関係なく、そもそもに毎日は外へ出ないわたしの、出かけるときのたのしみのひとつ。

夫は花の名前に詳しく、一緒に外を歩くといつも、あの花なんだっけ、を聞いてばかりいる。
そうして思いかえすは、山下公園。砧公園。渋谷のNHKのほうをあがったところ。辻堂に、鎌倉に、江ノ島(まぁなんとも定番だらけ)、夫の実家の近所の名もない公園でも、いつも花を見たなぁって。

来週出かける日には、桜はもう終わりかな。
次はなにが咲くかしら。
スーパーと銀行に行くだけの日に。

新しいコースターをおろして、ひとり、ゆっくりコーヒーを淹れる。

実験中のパンスコーンと、なにも問題のないまっさらなコースター。
雨だけど、ちょっぴり気分が晴れる。

こんな世の中だからって、絶望していてもしかたない。
長い長いトンネルの中、日々ずっと耐えるだけではなく、できうるちいさなたのしみは、自分で見つけたい。

コースター。
なにも失敗していない、販売できるものをひとつもらった。ごめんなさい。
この、きちんとなったものを自分でつかうのはとても久しぶりで(角の丸みとかネップとか、失敗というほどではないけれど微妙に気に入らないものをおろすことが多い)、
カップを着席させる瞬間、ちょっと、はぁ。身震いする。
仕上げを縫い終えて、ひと区切りの今日。
首元のつまりがなんだなぁであまり着ていないワンピースを切って、スカートに縫い替える。

お気に入りを着てさぁお花見に、とはいかない春。
気にしないよう、振り回されないよう。意識して目の前の縫い目のことだけ考えようと、ひたすらに。いつもどおりに。

こんな春でも桜は咲く。
芽が出て葉がちらり、そうして散るけどまた咲く。

今は果てしなくとおく感じる来年や再来年だけど、時間ないなぁってすぐに追われることを思えば、いつか、いつかは、って。

通りすがりや、離れて愛でる桜も、やっぱりとてもきれい。
今年は、年明けからここまでまだたったの3ヶ月、4分の1しか終わっていないけれど、この間、自分ではどうしようもないこと、自分の決めたルーティン通りにいかないことがとても多かった。

その都度、あぁどうしようって考えたり、途方に暮れたり、も、一瞬するのだけど、そんな暇もなかったり、もはや選択肢がなかったりもして。
そんなことがあまりにも続き、気づく。
あぁ、わたしの決めたルーティン、なんて、たいして意味はないのだろう。

好きで見ている男子テニスのなかに、(わたしなんかと並べてはいけないくらいに超有名なお方ですが)、細かなルーティンのとても多い選手がいる。
サーブ打つ前の仕草とか、道具や飲み物の置き場所とか。
他人から見たら意味はないこと、なのだろうけれど、やっている本人には、とても大事なもの、よねぇって。

変えなくちゃ、と思わない。昔の、もっとずっと自由だった頃の自分に戻ろうと思わない。

そもそも、頰にできたシミが消えっこないのと同じで、あの頃に戻ろうなんて思うのは、虫が良すぎるのだろう。

昨日、母がまた入院した。
今度は検査のためで、今日は夕飯に天ぷらが出たよと嬉しそうに写真を撮っているくらいに元気だけれど、
まったく、人はいつ倒れるやら。いつまで生きられるかも、わからないのに。

たとえ正しくなくても、意味なんかなくても、神経質でめんどくさい人のまま、それでも明るく生きていこうと、また。

一日、一日を大切に。
About
furuyama saki
神奈川県在住 1993年3月生まれ
高校を中退後、2010年よりアクセサリーの製作活動を開始。
個展、通販、雑貨店での販売と同時に、フィルム写真やZINEも製作発表。
2015年、結婚を機に、暮らしに調和する布小物「mel」を開始。
現在はスロー活動中。

29歳年上夫とふたり暮らし。
美味しいもの、きれいなもの。リネンと花と野菜が好きです。
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