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mel

  • 視野を広く
    甥っ子が産まれて一年半、甥っ子と同時に妹も、成長している。

    小さくて何にもできなかった妹が、もっと小さな子のために毎日かぼちゃを茹でて潰したりしている。
    わたしに子育てはわからない。あんな風に予想外のことばかりされ、時間に追われ、それでも可愛いと世話をする。母親というものはすごいと思う。

    わたしはあいかわらず自分に自信が無く、これでいいのかなぁと日々思う。
    母や祖母や妹や、友人や憧れの人たちみたいになれない。
    でも人それぞれ、いろんな生き方がある、なにが正解なんてないって、考えられるようになった。

    今できることをすこしずつ積み重ねていくことが、つまりは、いつかの自信になるのかなぁって。

    もっと、視野を広くしていよう。

    甥っ子が困った時には、助けてあげられる叔母でいたい。
    自分で食べるのが上手になってきた彼の、最近のお気に入りはイチゴだそうです。納豆が苦手なようです。
    1.5歳かららしい、スプーンとフォークを贈った。
    あぁー、かわいい。

    長引くステイホーム。
    小さな家の中だからって、脳や、心まで小さくなってしまわないように。
    いろんな人がいる。いろんなものがある。それを忘れずに、やさしい気持ちで過ごしたいと思う。
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  • 拝啓、洗濯機様。
    雨の土曜。
    すずしく、いやすこし肌寒いなぁと起きた朝、びくびくご機嫌をうかがいながら、洗濯機をまわす。

    完全に壊れてはいないのでなんとか動くのをみながら、今更に、洗濯機があってよかったと思う。
    洗濯が家事の中でいちばんすきだけれど、それも洗濯機があるから、であって。
    洗濯板持って川に行かなきゃいけなかったら、洗濯、いやだろうなぁ。

    壊れて初めて気づく、ありがたみ。

    当たり前にみえているものも、当たり前ではない、って、このところのあれによって日々思うけれど、またさらに。

    今日もまわってくれて、どうもありがとう。

    びくびくしないで普通に洗濯祭りできる晴れた朝が、あの、どこか行きたいなぁと同じテンションで、はぁ、楽しみだなぁ。
  • 問題
    日々生きていると、ときに、どうしたって避けられない、問題、がやってくる。

    今日は洗濯機の調子がわるく、あれやこれや、しかし設計上の年数というやつがちょうど2020年。
    あぁもう寿命なのですねって、毎日毎日酷使してごめんねって。

    この頃あまりに予定外のことが起きすぎるから、すこし強くなったのかしら。
    こうしておけばあんまりイライラしないで居られるなぁの、自分の準備、ご機嫌の準備、みたいなものをしっかりしておけば、あぁ、なんだこの程度のことか、って。
    問題を、あんまり問題にしないでいられる、と思う。

    あぁ〜いやだなぁ〜って思った今朝。
    とりあえず予定通りに朝ごはん食べて、片付けて、ひと呼吸休み。いちばんすきな音楽かけて、穏やかに、こころを落ち着けてから、問題に立ち向かう。

    結局、新しい洗濯機を買った。

    問題ついでにいうと、布団しまうの早かったかしら問題は、ガーゼケットにワッフルケットも重ねて、寝ています。
    これでも寒かったらパジャマを重ねるとして…
    せっかく片付けた羽毛布団は、もう意地でも出すまい、です。
  • MAY
    きのう今日と、湿度がなくからりとしていて、気温は高いけれど暑くなくて、はー、すっきり。

    布団しまうのちょっと早かったかしらの、涼しく目覚めたうれしい朝。
    すっきりついでに、目につくあちこち、ハンガー洗ったり押入れの掃除したりして、さー次はどこやろうかなぁと。
    いやはや時間ぎれ、本当に、制限しないと、こういう家事は永遠にやってしまう。

    今朝は白湯が飲めた。
    なんとなく、顔いっぱいに湯気をあびると、身体全体が朝になれる気がする。

    すばらしき晴れ。
    五月らしい。
    十二のうち、四番目にすきな月、です。
  • 縁石の上を歩くように
    ミシンを踏みながらふと、昔書いた文章のことを思いだす。

    「平均台みたいに安定したくない」

    小学校の通学路、友人たちと歩く帰り道、歩道の白い線や縁石をみると、どうしたって上がらずには居られなかった。
    ランドセルと、横に下げた給食袋ゆらゆらさせて、あぁ〜落ちるー!ってきゃっきゃ言いながら。
    下は空き地、落ちたらジョーズがいるくらいの真剣さで歩き、しかし落ちたことも一度ならず。結局それすらもきゃっきゃ、いちいち笑う。
    車もあまり通らない、お店もない、家と畑とちいさなお寺、とにかく土地ばかりの、通学路。

    こっちからいくと近道!は、だいたいにおいて遠回り。
    彼岸花と野良犬がこわかったけれど、コスモスやタンポポがきれいな、たのしい道だった。

    いや道の話ではなくて、あの縁石を歩くときのあの感じ。
    あれはミシンを踏む時の感じと、よく似ている。
    まっすぐ、布目から決して落ちないよう。
    きゃっきゃ言わないけれど、ひとり、ゆっくり、真剣に。

    平均台みたいに安定したくない、って。
    自由にゆらゆら、近道!とか、ずるい道草、したかったのだよなぁ。あのころは。

    縁石にくらべて、うんと高くて苦手だった平均台。

    どちらにしても、近道なんてないないって。
    まっすぐ、ゆっくり、真剣に、です。