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mel

  • 息抜き
    曇りの朝。
    混んでなさそうな近所に、ひとり、電車にのって出かける。

    たしか前は八重桜が満開だったので、もうひと月以上。
    八重桜なんて十に、どころか、先週葉っぱがつやつや綺麗だと、まるで咲いていないと見た薔薇が、もうしっかりピンクに咲いていた。
    季節の早さ。

    日頃、あまりにも家に籠っている、と思うのだけど、でもやっぱり、出掛けていいのかなって思う。
    精神的に、とか、社会的に、とか。いろいろ人によっても考え方は違うので正解はないんだろうけど、わたしは、時々ならいいのではないかと思うことにしている。
    ひとりだし。近くだし。

    昼ごはんにパンと、スープを頼んだ。
    コーヒーくらいの大きさで来ると思ったかぼちゃスープが思いがけずたっぷり、
    日が射すとあたたかで、でもほとんどは雲って涼しい今日に、熱々がとてもおいしかった。

    なかなか本当に長いですね。
    そして寒暖差や雨や。皆さまお体お大事に。

    息抜きしたのでまたひきこもり、がんばります。

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  • サザエさん
    さぁ夕飯、お待たせーって座って、手を合わせて夫を見ても、いつものように、いただきます。を言われなくて、
    代わりに、にやにやと笑われる。あぁっ!ご飯がなかった!

    おかずしかない食卓!
    げらげら笑いながら、急いで茶碗にごはんをよそう。

    今日は昼、買い物に行ったのにクレカ忘れた。
    現金で払ったので問題はないのだけど、まぁ、これでは、サザエさんと言われるのも仕方ない様。。

    夜、不意打ちに懐かしい曲を聞いた。
    なんだか胸がいっぱいになる。

    日常のなかに楽しいことはたくさん落ちていて、不要不急のものを求めなくとも生きていかれて、十分しあわせで、
    それにしても、こういう、心にぽっかり空いた隙間にすべりこんでくるような瞬間。

    久しぶりに大笑いしたと思う夜。
    そして泣きそうにもなった夜。

    明日はちゃんとカード持っていこう。
  • 喜寿
    朝、誕生日の祖父に、おめでとうとメールを送る。

    午後、いつもの電線のひとつ向こうに、いつものセキレイよりさらに小さな、別の鳥を見つける。
    しかし微妙に遠くてよく見えず、スズメかな?と夫に聞いたら、燕だ、と言われる。
    尻尾がわかれているから燕だよと、物知りだなぁと思ったけれど、いやむしろわたしがあまりに無知なのかしら。
    そして今書きながら、これ前にも書いたような、前にもあれが燕だと教えてもらった気がする。。
    でもたぶん夫は教えたことを覚えていないだろう。

    理科は苦手。
    すごく小さいからまだ子どもなの?と聞いたら、あれはもう大人だという。
    大人でも小さい鳥らしい。これから巣を作るらしい。

    夜、祖父から来た返信に、元気で過ごしているよぅすで何よりです。とあった。
    よぅす。
    なんとなく心が緩む。

    あぁそういえば、夫は、祖父に少し似ている。
    真面目で、口数が少なく、手先が器用でとてもやさしい。
    目が大きく濃い顔をしていて(つまりわたしはちっとも似なかかった)、若い頃の写真を見るとなかなかかっこよかった。

    わたしは祖母に、似ているといいなぁと思う。

    もう喜寿だなんて。
    長生きしてねとか、落ち着いたら会おうねとか、ありきたりのことしか言えない孫。
    でも、本当に。どうかみんな元気でいてほしい。
  • 練習
    幾度となく同じことを書いている気がするけど、しかしすぐに忘れる、わたしはまだまだ練習が足りないのだ。

    何年もやってるのに、って思うけど、たった数年だし、いや年数じゃなくて下手なものは下手、足りないものは足りない。
    もっと上手くなるには練習しかない。
    練習しないでうまくやれるほどの才能があったらよかったのにって考えてしまうけど、無いものは無い。残念ながら。

    そんなわけで、今日もちゃんとがんばろう。
    逃げずに。今度こそ慎重に。

    まずはラグ洗ってサーキュレーターの掃除したらすっきりした。
    暑くなりそう。
    熱中症に注意、もうそんな季節がきましたね。
  • 成長
    絶対に失敗しないよう、慎重に慎重にやっているつもりなのだが、それにしても絶対はないよう、
    やはり、オールオッケー、とはならない。

    ひとつは良くてももうひとつが、っていうのは、いろんなことに多いな。

    三度目の端午の節句を迎えた甥っ子、
    最近またとくに急成長していて、たくさん話し、歌うようになった。
    妹のいう、これすごい歌えてる!のその歌が、言われないとアンパンマンの歌であることも途中までわからないくらいなのだけど、「あんぱんまん」と「ひとっとび」は、しっかり完璧。
    アンパンマンと、電車やトミカがお気に入りのよう。
    従兄弟の小さな頃を思い出す。

    男三人兄弟のいとこ。
    わたしが小学六年と、中学の頃に生まれた下ふたりは、ちいさくて丸くて、さきちゃん、とあとをついてくるのが本当にかわいかった。
    遊びに行ったら、帰らないでといつも泣かれた。
    彼らは今、高校生と中学生。
    一番上は、伊勢の大学に通っている。

    会えない間にもう甥っ子は少年。
    従兄弟は青年。

    見た目はもう成長(っていうか衰退)しなくていいから、中身をもうちょっと失敗しない人になりたいものだ。

    次のオープンをどうしようか、色々考えるこの頃です。