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50だった夫は今年還暦を迎え、21だったわたしも31。
いろんなことがあって、自分達の変化に世の中の変化に、コロナもだけどそれよりわたしにとって一番大きかったのは、母が倒れたことかな。
今思い出してもぞっとするあの朝。
って今はぴんぴんしている、元気です。
もうほんとありがちだけどこんな10年後は想像してなかった。
同世代の夫婦と比べると、どうしたって一緒にいられる時間は短い、と昔は焦りがあったけれど、いや、時間が短いんじゃなくてその可能性が高い、ということで、母が倒れたのなんて40代だったし。
夫もちょっとずつ年を取ってきた。
見た目は若くともね。
いつなにがあるかわからないなら、分からない未来を想像して悲観するより、今を楽しく、その延長線上に10年経った、それが20年30年と、何はなくとも仲良く暮らしたい。
たまには記念に写真を。
どうぞ薄目で見てください。笑PR -
特別だった二日間を振り替えることができないまま、もう12月、つまりは明日が結婚記念日、なのだけど。
とても楽しかった、のあとの疲れで体調を崩し、昨日は21時に寝て9時に起きた。
今日は朝食は抜き、昼はお粥、夜は雑炊。
もりもりの洗濯物を三回まわし、ついでぐっちゃぐちゃのクローゼットの片付けと家計簿をつけたぐらい、たった40分だけ縫ってもうおしまいの日だった。
わたしの中ではあまりにハードだった、らしい昨日と一昨日を、でも後悔はしていない。
いつものお店のランチでは、頼んでいないのにお祝いメッセージと頼んでいないはずのものがちょこちょこ付いてきて、「いつもより二人の服がドレッシーだから。」
年末らしく賑やかな店で、お腹いっぱい、いや、胸がいっぱい、になる。
ありがとうとごちそうさまを何度言っても足りないなと思う。なんていえばいいのかなって毎度思う。
午後は久しぶりに横浜へ、ちょっぴり散歩して、日暮れに合わせてホテルにチェックイン。
夕飯は中華街、食べてみたかった中華粥の専門店に。
お昼たっぷり夜は軽めに食べたいので、夜の最後にお粥、は優しくてとても良かった。って麻婆豆腐や蒸し魚も食べたけど。
中華街、歩くだけで楽しい。夜は特に綺麗なのかな。龍がいて、ぼんぼりが灯って。
気になっていた漢方食材も買い物して、ドリアンを初めて見た。嗅いだ。感想は何も言うまい。
夜、ホテルの広いお風呂に入ったあとで、昼にお願いしていた最愛のタルトタタンを食べた。
と、頼むか迷ってやめた薄焼きりんごのパイも付いていて、これもまたじんとうれしかった。
翌朝ゆっくり起きてまたお風呂に入り、部屋でそのタタンの続きを食べ、散歩。
日本大通りから山下公園の銀杏並木は、まだちょっと早かったけれどしっかり色づき、匂いもすごくて、きれいだった。
ただ、風が強くて寒くて、当然ながら観光地どまんなかの横浜は、昼のお店も公園も人がたくさんいて、ちょっと疲れ。
行きたかった幾つかの場所は諦めて、早々に帰る。
夕方早めに夕飯をすませて、帰り、それで21時には寝ていた。
10年はいろいろあったなと思う。
それはまた今度。 -
もっとがんばらなくても良かったのかな、そんな、ちょっと無理してへとへとな今夜、
思っている以上に何にもしなくても、いや、何にもしないなぁ、くらいのほうがしあわせなのかもしれない。休日とは。
明日から平日。
こっちはふつうにがんばろ。 -
いやもうほぼひきこもりであるし、極めて地味に静かにつつましく暮らしているけれど、十代、二十歳頃まではとにかく服が好きアクセサリーが好きで、服屋でバイトもした。
当時の好きだった服、もうほとんどは処分したけれど、いくつか捨てられずにそのまま持っているものもある。
幸いにも体型的な問題で着られないことはなく、むしろぴっちぴちだったあの頃より余裕をもって着られるのではというくらい。
で、ちょっとドレスアップ的な休日にあれ着ようかなと、黒の無地で袖が総レースの膝丈のワンピースを引っ張り出してみて、やっぱり今見てもかわいいと思う、似合わないこともない。けど、なんだろうか、あぁ違和感がある。
先月買った特別感などまるでないようなコットンの刺繍のワンピースみたいな、しっくり感、がない。
あれが欲しいとか、こう思われたい、自分をよく見せたいとか、そういうのが透けて見えるんだな。
時間の使い方。お金の使い方。
外見と中身が一致していない、というような。
無理をするのは辞めて、もうすぐ32のおばさんは自分にしっくりくる状態を大事にしようと思う。
とはいえ否定はしない。
変わったことが悲しいとか、逆に、捨てなきゃ減らさなきゃとかも言わない。
ワンピースは、クローゼットの奥に仕舞った。
友人の結婚式と、自分の結婚式のあとに着たもの。
わたしの大事な思い出。 -
あぁなんて寒い。
普通に洗濯掃除して、梱包して、
昼過ぎてふう、と飲むコーヒーのおいしいこと。
そういえば今日は勤労感謝の日であるらしいと気がついて、夫は今日も勤労。働いてくれることは何よりありがたい。
開け放したカーテンの向こうは雲ひとつなくて、いかにも寒そうに風が吹いている。
でもおかげで久しぶりに洗濯物がバリバリに乾き、検品も捗り、わたしも勤労、、なんていうほどのこともしてないけれど、勤労できることに感謝する。
買ってくださる方がいないとできないこと。
空にありがとうと言ってみた。
ひとりで家にいる日、夕方のおかえり。以前に声を発することはあまりない。
明日も晴れるのがうれしいな。