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縫いながら、聞いている曲の終わりの方、だんだんと明るい感じになっていくところで、薄曇りの空にちょうど晴れ間がさして、明るくなって、
何年も前の聞き慣れた曲を、なんか、あまりのぴったりさにちょっと感動する。
ひとつ完成して、また同じものを次、作り始める今日。
まったく同じ作業を繰り返すことになるのだから複数で作れば効率は良いのだけど、やっぱりひとつずつ作った方が、断然、美しく作れる。
不思議なのは、何度も作っているはずの同じものなのに、毎度ちょっとした気づきがある。
そのたびにメモをするのでノートがもはや意味不明の、しかしとても大事なもの。
完成に近づいていく感じは、晴れていく。
でも始まりもまた快晴かな。
願わくば、ときどきの雨にも負けず。
台風、こわいですねー。
Googleで台風、と検索したら安全に関する情報と出てきて、やっておくことが書いてありました。PR -
今日は満月。
家の窓からは見えないので、夫に、帰りに月見た?と毎月ごと聞いている気がするのだけど、夏のあいだは、まだ明るくて見えないらしい。
満月はいつも、大きくてまんまるく完璧なようだけど、あれはいったいどれくらい遠いんだろう。
今日は曇りがちで、そのぶんすぐ近くでばかり見つめ縫っていたら、だんだんわけがわからなくなってくる。
一度立って、向こうから歩いてきて、雑貨屋で商品を見るようなイメージで見てみたらずいぶんと印象が変わる。
桜の花も、遠くから木として見たらうすいピンクのかたまりであるけれど、ひとつの花として手にとると、花びらは白く蕾は濃いピンク、ふくらんでくると淡くなり、真ん中のところ(雄しべとか雌しべとか?詳しくはわからない)は黄色くて、ひとつひとつは決して均整ではない。
春に、きれいだなぁと見ていた近所のピンクは、今は全部深緑。
月、くらい遠くから見るのなら、いつも失敗なんてないなぁと思ってみたけど、
そんな遠くから見たらもはやそもそも見えないサイズの物だわって、あぁなんてどうでもいい話ですね。 -
短い時間しか縫えない日も多々あり、こうも遅いくせにあぁ…って感じなのだが、
でもこの今日の20分で明日がずいぶん楽になったので、まぁいいと思うことにしよう。
今日は休み、
パンのために買ったライ麦粉を入れてスコーンを焼いたら(暑すぎてパン作るのを諦めた昨日)、まぁまぁだったけど、それはそれで楽しかった。
ただ単にライ麦パンっておいしいよねぇって買ってみたものの、調べてみたら、ライ麦とはとても生命力の強い、もともとは雑草であったらしい。
寒いところでも育つらしい。
気候とか土地が変われば育つもの、食べるもの、文化がいろいろ変わるのだなぁを知るのはたのしい。
もうちょっと近いところで、育った四国では何かにつけてお寿司だったけど(魚に限らず、ばら寿司も巻き寿司もよく食べた)、
暑いときは酸っぱいもの、クエン酸、なんだろうな。
サリンジャー、読んでみようかな。
夫は途中まで読んだらしい。 -
大暑らしく、まったくもう恐ろしく暑い。
風がないからか、熱いものがずっと止まっているかんじがする。
四連休の始まりの今日、
もう夏休みなのか、部活帰りっぽい男子高校生か中学生かの集団が、マスクだけれどわいわいけらけらと賑やかに、自転車のって、大きいカバン持って。
この暑いのになんでそんなに楽しそうなのかしら。。
買い物帰りのおばさんには、あぁこの陽射しと同じよう、あの白いシャツがなんだかとてもまぶしい。
最近ふと、自分の歳がわからなくなる。
27だと思っていたら28だった。29になるって。
あの集団の2倍生きてるのねって思ってしまう夜。あーあ、って、夫はそのさらに倍(以上!)なのだけど。
また夫に、前髪切った?って言われた。
切ってない日に限って言われる、もはや、これが普通です。 -
もりもり縫う昼。
ときどき台所へ水を飲みに行って、手を洗う。
その度に蛇口から、え、お湯捻ったっけ?っていうのが出てくる。
エアコンをつけているのと忘れるけど、暑さを実感する瞬間。
できれば毎日、今日みたいにやりたいなぁと思うような日だった。
ぼちぼち休みながらよく縫って、目立った失敗に落ち込むこともなく、苛々もせず、洗濯物もすばやく乾き、エアコン掃除して、ゆっくりコーヒー淹れて、トマトトースト作って食べた。
毎日変わらないようで、あ、そういえば昨日は暑すぎて食欲がわかず、昼ごはん豆腐だった。
塩かけただけの冷奴が、とてもおいしかった。
暑すぎに慣れた、わけではないけどちょっとは慣れたのかな。
でもまだまだこれからですね。
水分塩分と、ぼちぼち休憩を忘れずに。