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鳥の鳴き声で目覚めた朝。
洗濯したり掃除したりしながら聞こえてくる、あぁあの声だわ。おおよそ半年以上ぶり、どうやら今年もマンションの下にツバメが来たらしい。
姿はまだ見てないけれど、ちょうど暦の七二候でもツバメが来る頃と書いてあって、あ、春なんだなと知る。
朝ごはん食べながら、ふと見た窓の向こう、つい数日前よりぐっと緑が冴え冴えと、あ、新緑だなと気づく。
昨日は雨予報、ってたいして降らなかったけど、今日また午後すこし雨が降り、上がったら夕方は一気に夕陽が眩しいほどで、ひと雨ごとに季節が、というけれどまさにね。
ちょっとずつ薄着になって身軽だし、洗濯物も減ってきて、暖房をつけないと花も持つし。日は長いし。あったかい。ともかくうれしい。
この頃は縫う方の調子も良くて、春、なんだろう、にょきにょき出てくるそのへんの雑草も、こんな気持ちなのかな。PR -
雨の休日。
寒の戻りに負けて体調があんまりで、もう家に居て普通に縫って過ごそうかと迷ったけれど、予定どおりちゃんと化粧して、ちゃんとお出かけモード。
夫と一緒に家を出て、どこへ行くか言わずに駅で別れ、ひとり、隣町の行きなれたカフェでお昼ごはん。
常連さんと思われるお客さんの差し入れ、をわたしもご相伴に預かって、店主と三人ですこし話をして、あぁたのしい。
なにを食べても美味しくて、静かで、信頼している、という表現がぴったりに感じる店。
ゆっくり過ごして、歩いて5分のパン屋へ。
しかし坂の上、一瞬億劫、でもここのパンがそして店主が好き。バゲットと、可愛さに惹かれて普段なら買わないチョコクリームのパンを買う。こんなの本当に10年ぶりとかじゃないかな。。
雨も上がった午後は、買い物のあとでちいさな公園に行ったら桜が見事。
8分、9分咲きといったところかな。
染井吉野を撮るときはいつも、せっかく咲いてるのに曇り空だなぁと毎年思っている気がする。花曇りとも花冷えともいうし、その、グレーの空に白がぼんわりするさまが、いいのかもしれない。
夜、夫と待ち合わせて夜ごはん。
どこに行ったの?を報告しあいながら、、で、待ってその前に、って、お土産をもらった。
あ、わたしはなにも買わなかった。ごめん貴方のことなんて頭によぎりもしなかったわ、なんてまさか口には出せるまい。。
可愛いかった今日のおやつです。 -
雨、寒すぎる。
寒いと体調が悪く、あたたかいと元気。もう本当にわかりやすい。とはいえ少しずつは良くなってきたのを感じているこのごろ。
柳暗花明、という言葉を最近知った。
「春の野が花や緑に満ちて美しい景色にあふれること。」
冬が本当につらい。
でもそのぶん、春が来た喜びも大きい、と思う。
このために極度の冷え症だったのかなと考えて、花を愛でよう、陽の光を浴びよう、最近は晴れていればそんな風に。
花散らしの雨となってしまうのかな。
でもまたそれも自然の美しさなのだろう。 -
昨日、新しいベッドが届いた。
結婚前から使っていたので11年ぶり、もうだめだなーと思っていたのを無印週間に肖って。
古いものを引き取ってもらって、フレームとマットレスとを受け取って、組み立てて、などなど諸々、勿論夫の休日に合わせて協力してもらったけれど、それにしても日頃使わない筋肉と神経を使ったせいか、もう、なんだかへとへとで、痛い、あぁ寝たい、、との夜にその新しいマットレスに初めて乗った感動といったら!
そしてゆっくり眠り、とってもいい目覚めだった今朝。
どんより雨だけど晴れやかな朝。
11年なんてあっという間だったな。
寒暖差がありすぎる春ですね。
春休みらしく賑やかな近所の、賑やかな花たちが楽しいこのごろ。神社のハクモクレンはいったいいつ咲くのかしら。 -
朝一番に内科、の日。
まだ通院、服薬は続くけれど、とりあえず重い病気ではないうことが分かってすっきり。
気分軽く、あったかい、いや暑いくらいでわたしにはちょうど良く。久しぶりに上着要らず。
買い物して一旦帰って、もう終わりにしようか迷ったけれどまた買い物。さっきとは反対方向へ。
久しぶりに近所の農園。
やっと晴れたね、春だね、と挨拶を交わして、菜の花がきらきらまぶしい畑の片隅、あぁやっぱり来て良かったな、と思う。愛してやまない芽キャベツや葉つきの人参や。
桜はまだちょっと咲き始めたのがあるかな、くらいで、きれいなのは水仙だったり椿だったり、桃、あとユキヤナギ。
そしてそこここにハナニラ、ナズナ、オオイヌノフグリあたりの小さな花がわさわさしてきて、はぁ春。うつくしいったら。
毎日元気いっぱいにやりたいことを全部、なんて到底できないけれど、ちょっとずつでも諦めないでいたい。