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mel

  • 冬っぽい
    よく晴れて暖かい。
    久しぶりに大きいコート要らずで、歩きたくなって、ふつうの冬の日、の感じ。

    いつもの近道を通ろうとしたら、まだすこし雪が残って凍っていたので、広い明るい道へ遠回り。
    雪によって、そもそもの陽当たりの善し悪しがよくわかる。

    雲がきれいだった。

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  • ゆるやか
    よく晴れて、寒さがすこしゆるやかで、そのぶんよく動けた。

    この冬は寒いわりに、風がないなぁと思う。
    気のせいかしら。
    あの、洗濯干しながら、あぁ手が~顔が~肌が~洗濯ばさみが~って、飛ばされそうになりながらの、かぴかぴに乾きながらの、一瞬で部屋が冷気まみれの、あの、肺まで清々しい感じ、が、ない。
    空気だけがつめたく、やっぱり無風。

    ちょっと長く掃除して、マットを縫う。
    パン食べて、カレー作って、あぁ世間は三連休らしい。

    成人の日の三連休といえば、母が倒れた日。
    あれから二年、しかし母はあの当時のことを、ほとんど覚えていないらしい。
  • 雪解けの日に
    晴れて、ちょっとずつ白がなくなっていく、しかしまだまだ寒い日。

    今日読んだある小説があまりに良かった、のだけど、とても、よかった、というのも難しい、なんというか表しようのない感情。

    ひとつ思ったことは、そこに確かにある、存在しているものというのは圧倒的で、美しい、ということで、
    わたしは多くの時間を部屋でひとり過ごしていて、曜日の感覚や、ハレといわれるもののそれが希薄だと思うのだけれど、
    窓の外から聞こえてくる家族連れの笑い声にあぁ日曜だなと思ったり、朝のごみ収集車の音だったり、放課後の運動部だと思われる学生の集団、鳥の声や、熱く入れたコーヒーが冷めていくこと、そのカップの淵にすこし茶色く染みがついてしまうこと、風に揺れる幟、桜だと知って見つめる遠くのあの枯れ木、いつも通りの時間にしっかり鳴る防災無線。

    そういう、意識しなくとも見え、聞こえ、確実にあること。
    なんでもない風に存在するひとつひとつに、ふつうの生活の営みのなかに、きれいなもの、失くしたくないことがあるのかもなぁって。

    久しぶりにゆっくり読書をした午後。
    気分転換にもなったのか、いつと変わらぬ夕飯が、いつもより美味しく感じた。
    そこにあるものを、いい、と思えるそれを大事に。

    やろうと思えばやることはいっぱいある、を諦めて穏やかにいられたのは、雪のおかげかな。
  • 昼、細かい雪がちらちら降り始めたなぁと思っていたら、あっという間にすっかり積もった。
    近所の家が全部白い屋根の家になって、窓の外が明るい。
    あぁー寒い寒い、寒い、寒かった!

    カフェオレ飲んで、コーヒーも飲んで、カップで手を温めた午後は至福だった。

    このごろ毎日、青白い顔して帰ってくる寒がり夫、今日は果たして大丈夫かしらと思っていたら、寧ろちょっと楽しそうに、嬉々として帰ってきた。
    外国みたいできれいだ、と写真すら撮ったらしい。
    無事で何より。

    しかし明朝の凍結がこわいですね。
    お出掛けの方どうぞお気をつけて。

  • 風曜日
    風が強く寒かった日。
    こんな日はどうしても、くまのプーさんのいうあれを思い出すな。

    年明けて、いろいろ、なんとなく余裕がないこのごろ。
    明日は久しぶりにゆっくりできそう。
    雪、どうかいっぱい降りませんように。