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午後、いつものように昼を十に過ぎて、はぁお腹ぺこぺこ、お昼ごはん、っと準備していたら、手が滑ってグラスが割れた。
強化ガラスはやはり粉々に割れて、とりあえず拾えるだけ破片を拾って、食べてからゆっくり片付ける。
夕飯のあと、いつものグラスが割れたから違うのを使ったのでそれを洗っていたら、今度はそれが割れた。
なんということ。。
こんなことってあるの、、のそれもまた粉々に割れて、また、拾う。
その、事故と事故のあいだに、こないだオンラインで買った新しい器が届いた。
モニター越しに一目惚れして、届くのを心待ちにしていたもの。
はぁうれしい。絶対割らないようにそーっと、大事に大事に触る。うれしくて、洗って夕飯にすぐ使って、のあと、グラスのことがあったのでよけいに、そーっと、そーっと触る。
夜、もう一度破片たちをしっかり掃除して、ちょうどその器を包んであった紙にくるんだ。
なんてちょうどいいの。
っていや、そうじゃないよね。
新しいものに浮かれているわたしに、身を呈して教えてくれたのだと思うことにする。
何年も働いてくれてありがとうで、グラスも、また買わなきゃ。PR -
夫が中学のころ、テニス部の合宿で行った河口湖の傍の宿舎、でのこと。
そこに置いてあったジュークボックスで、部員の誰かが、そこに置いてあった一枚のレコードをかけた。それは既に知っている有名な曲で、でもテレビでかかるほんの一部分しか知らなくて、初めて、イントロから最後までをきちんと、通しで聴いた。
その時とても感動したらしい。
世の中にはこんな曲があるのか、と思ったらしい。
合宿中何度もそれを聴いたらしい。
という話を昨日夫に聞き、わたしが先ず思ったことは、ジュークボックスってなに?、
初めて聞いた言葉だった。レコードをかける道具らしい。
レコードは触ったことがない。
わたしの子供の頃はCD、いやMDで、コンポかCDラジカセだった。
3歳の甥っ子は今、自分でiPadを操作してYouTubeを見ている。
妹のiPadの閲覧履歴はアンパンマンだらけらしく、彼が大人になったころ例えばわたしが、テレビの歌番組では一番しか聴けなくてねそれを録画してね、とか、TSUTAYAでCD借りてコンポでMDに録ってその曲順を紙に手書きしてね、、なんて言うと、さぁどんな反応をされるんだろう。
どっちがいい悪いじゃないと思う。
便利なのはとてもいいし、でも、不便だからこその感動もとてもいい、と思われる。
思う、じゃなくて思われる、なのは、想像でしかないから。
夫のそういう経験はいつも鮮やかで、ちょっとうらやましく、そんな風に生きてきたからなのかな、夫はよく感動する、と思う。
今日も午後、読んでいた本に静かに感動していたようで(多分)、その本についての話をされたのだけど、しかしわたしは考え事をしていたのであまりきちんと聞いてあげなかった。
そして無言で縫っていた。
なんか、めずらしくいっぱい喋ってくれたのに、悪いことしたな、と反省する。
読書のあと夫は、音楽を聴いていた。
ジュークボックスでもコンポでもなく、YouTubeで。
何れのことも否定しないで生きている人。 -
連休、しかし雨。
早起きしてお出かけ、と思っていたのを中止して、アラーム外して、都会じゃなくて睡眠に振り切った今朝。
ゆっくり起きて、午後から近場に出掛けた。
買い物とごはんと、小雨だったりざあざあだったり、あぁやっぱり寒かった。
思い出の町は変わっていて、変わっていなくて、雨だし、のんびりぶらぶら見たりはできなかったけど、やっぱり懐かしい、うれしい気持ちになった。
かさかさしていた心が潤う。
体を回復させた朝と、心を回復させた夜。
よい休日だった。
またがんばろう。
一日家事も縫いもしなかったので、手もだいぶ良いです。 -
この頃すこし手が痛く、出来ることだけでも左手でと過ごしている。
でも出来ることって掃除の一部と、蛇口を捻る、ボタンを押す、くらいかな、あまりない。
これも左手で打っている。
あぁ両利き夫がうらやましい。
でもまぁトレーニングだと思って、楽しく、やりたい。 -
ひさしぶりに1日晴れて、もりもりの洗濯もしっかり乾いて、明るいので気分良くすんなり縫えて、なんとも気持ちのいい日。
本当に雨が多い。
もはや、晴れた日に家にいることにしている。
少々濡れても買い物は出来るけど、縫うのは難しい。
こんな、今日みたいなのがもっとあったらいいなぁと思いながら。