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いやもうほぼひきこもりであるし、極めて地味に静かにつつましく暮らしているけれど、十代、二十歳頃まではとにかく服が好きアクセサリーが好きで、服屋でバイトもした。
当時の好きだった服、もうほとんどは処分したけれど、いくつか捨てられずにそのまま持っているものもある。
幸いにも体型的な問題で着られないことはなく、むしろぴっちぴちだったあの頃より余裕をもって着られるのではというくらい。
で、ちょっとドレスアップ的な休日にあれ着ようかなと、黒の無地で袖が総レースの膝丈のワンピースを引っ張り出してみて、やっぱり今見てもかわいいと思う、似合わないこともない。けど、なんだろうか、あぁ違和感がある。
先月買った特別感などまるでないようなコットンの刺繍のワンピースみたいな、しっくり感、がない。
あれが欲しいとか、こう思われたい、自分をよく見せたいとか、そういうのが透けて見えるんだな。
時間の使い方。お金の使い方。
外見と中身が一致していない、というような。
無理をするのは辞めて、もうすぐ32のおばさんは自分にしっくりくる状態を大事にしようと思う。
とはいえ否定はしない。
変わったことが悲しいとか、逆に、捨てなきゃ減らさなきゃとかも言わない。
ワンピースは、クローゼットの奥に仕舞った。
友人の結婚式と、自分の結婚式のあとに着たもの。
わたしの大事な思い出。PR -
あぁなんて寒い。
普通に洗濯掃除して、梱包して、
昼過ぎてふう、と飲むコーヒーのおいしいこと。
そういえば今日は勤労感謝の日であるらしいと気がついて、夫は今日も勤労。働いてくれることは何よりありがたい。
開け放したカーテンの向こうは雲ひとつなくて、いかにも寒そうに風が吹いている。
でもおかげで久しぶりに洗濯物がバリバリに乾き、検品も捗り、わたしも勤労、、なんていうほどのこともしてないけれど、勤労できることに感謝する。
買ってくださる方がいないとできないこと。
空にありがとうと言ってみた。
ひとりで家にいる日、夕方のおかえり。以前に声を発することはあまりない。
明日も晴れるのがうれしいな。 -
かたちあるものはいつかは壊れ、食べものは腐るし花は枯れる、人も動物もいつかは死ぬ。
当然のこと、自然なこと、でもやっぱり悲しいかな。
誰しも一秒ずつ老いていく。
こんなマンネリでさえも有限なのだから。
おつかれさま、ありがとう、という気持ちを忘れずに。 -
朝、北向きベランダに洗濯ものを干していて、手が凍るんじゃないかしらの、つめたい風、あぁ冬。。
夫に、クリスマスソングはいつからかける?と聞かれた。
もう近所ではとっくにかかっているのを、あんまり早くてあれ店員さんたち飽きるんじゃ、とか毎年思うけれど、いや、年明けてもまだ引きずって聴いていてたくらいには、わたしはクリスマスソングが好き。
そう言われたら聞きたくなった。明日からかけよう。
ナポリマンドリンオーケストラがお気に入りです。 -
昨日は24度であぁ上着いらなかったな、と暑いくらいだったのに、今日は13度、もはやストーブがないと生きていけないとすら思う昼。
なんという落差だろうか。
寒いと、口を空けたくないのかな、あまり喋れない。
午後はすこし縫った。