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お盆ですね。
と言っても夫が普通に出勤なので、わたしも特に変わらず。
町の空気が違うのだけを感じつつ。

台風、地震と、いろいろ不安なことがあり、そもそも暑すぎて弱っているからか、普通に暮らしているだけでどうにか、な感じがある。
日記を書く前に寝てしまう。

もう今夜はお粥にしようかな、と思いながらもいや、どうにかっと普通のご飯つくって、お弁当して。ちょっとだけでもと縫い始めたらしっかり楽しくて。
寝込むほど辛くないのだから、気力でがんばるとそのほうが。無理してるんじゃなくて、普通、というのが背骨になっているかんじ。
やるべきことがあるっていうのは大事だな。
勿論、ご褒美と休息はしっかり与えながら。

皆さまも無理せず、お過ごしください。
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こないだの休日、夕飯に行こうと決めていたお店が行ってみたらまさかの臨時休業で、ええぇどうする、もうここの口になってたよね、って、店の前で夫と二人、Googleマップ開いて途方に暮れる。

すぐ近くに夫が見つけたちいさな居酒屋に行ってみて、入り口で、おにぎり定食と書いてあるのを気になっていたら、常連と思われるお姉さんに
「それはね、おにぎりがみっつと、お味噌汁にお新香がつくよ。美味しいですよ。」と言われ、いやもうそんなん言われたらねぇって。ついて入り、案内された座敷に座る。

夫は刺身定食とハイボール、わたしはおにぎり定食と、サラダを食べた。
にぎやかで、常連同士もみんな顔見知りの会話の中。
テレビでオリンピック中継がついていた。

家族経営のふうが温かい、いい場所だったな。
あとから調べたら創業50年超という。

美味しいこと、美しいことは素晴らしい、けれど、それ以上に思うことは、落ち着くことだなぁとつくづく。
いつも同じ店に通ってしまうのもそういう理由かな。
ちょっと前にまたも不注意で指先を切って、力は入れづらいし物は落とすしで、時間に、心にもちょっと余裕のないこのところ。

スーパーのレジが今日はちょっと混んでいて、どこに並ぼうかなぁここかなぁ、と並んでいたら、わたしの前のおばあさん、80代かな、腰が曲がり手が震えて、カートで自分の身体を支えてどうにか立っているような感じで、精算機のそれもなかなか出来なくて、そのレジの店員さんが手伝って、ゆっくり、どうにかこうにかお金をしまい、、とやっていて、
あぁ並ぶのここじゃなかった、、と思った直後、おばあさんが、
「助かったよぉ。ありがとうねぇ。」と言った。

ほっこりした。
わたしに言われたわけじゃないのになんかうれしく、ここに並んで良かったと思った。

そのあと、別のお店でお米を買ったら、店員さんが運ぶのを手伝ってくれたので、ただ、ありがとうございますと言うだけじゃなくて、「重いですよね、助かります」と言った。
ただの挨拶でも、ありがとうとか、笑いあったりとか、そういうのはうれしい。

っていうか、わたしが手伝ってあげれば良かったのかな。

落とした物を拾ってあげることにすら躊躇していたコロナの頃を思えば、普通に会話できるようになりましたね。
暑すぎは続く。
夜はちょっとましになってきた気が、するようなしないような。

先月から、生活にちょっとした変化があって、そういうのってどうしたって動揺するけど、でもだいぶ慣れて、楽しい、と思い始めてきた。
考え方ひとつ。ですね。

引きこもって縫うことが中心なのは変わらず。
今年中には一度オープンしたいところ。がんばります。まだまだ。
毎日暑すぎますね。
33度が涼しいように感じる恐ろしさ。
とはいえエアコンの強いお店にいると寒くもなるし、肌も乾燥するしで、なかなか難しい。
そして、まだ8月が始まったばかりだなんて。。。
夏はいつも永遠のように長い。

今日、新一万円札がやってきた!
ATMでおろして別の口座にうつすところだったのを、財布の中の諭吉と入れ換えて、記念撮影。一応。

夫はその前の聖徳太子の一万円も知っているらしい。
500円にも札があったらしい。
こういう話の時に年齢差を感じるな。

Furuyama saki
神奈川県在住
1993年3月生まれ
高校を中退後、2010年よりアクセサリーの製作活動を開始。
個展、通販、雑貨店での販売と同時に、フィルム写真やZINEも製作発表。
2015年、結婚を機に、暮らしに調和する布小物「mel」を開始。
現在は不定期オープン、スロー活動中です。

29歳年上夫とふたり暮らし。
リネンと、おやつとコーヒー、洗濯を愛しています。
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