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mel

  • きらいの話はしない
    いつか食べてみたいなぁと思っていたとある食べ物を、今日、初めて買って、食べてみた。
    久しぶりに、これは…!となった。衝撃を受けた。そう苦手の方で。
    そんなわけでその苦手についてつらつら、いや、これを好きな人が読んだら悲しくなるだろうし、どんなものにも作っている人がいる、ので、何かは伏せます。とある食べ物。

    食材を捨てることが本当にとても嫌で、食べ残さない量をは勿論のこと、絶対に腐らせないようひとつひとつペーパーを巻いて、とか、とりあえず切って塩しておく、とか意識しているのだけど、
    あぁえっと最後に食べ物を捨てたのは4年前くらいかな、それはスーパーで冒険して買ってみたとある食パンで、無論それからそのパンは買わないけれど、スーパーで見るたび、ちょっと心が痛む。

    今日のそれ、まったく未知の味であるのに、根拠なく好きな気がして、わくわく、大事に持ち帰ってきた。
    あぁどうしようか。。
    味だけじゃなく、身体からも苦手サインが出ている。
    どうやら夫の口にも合わないらしい。

    この一年くらいは、人体実験というと大袈裟だけどそんな風、ちょっとした体質改善に成功した感じなので、これまでアレルギーで避けていたいろんなものを試している。
    久しぶりに失敗したのだな。
    でもそれも、エジソンだっけ、だめっていうのが分かったという成功?と考えたいよね。

    それのあと、食後にりんごを食べたらなんかものすごく美味しかった。
    りんごは子供の頃からずっと、いつ食べても何の衝撃もなく優しくて、はぁ素晴らしいなと今しみじみ。。
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  • ワンピース
    日頃、パンツかロングスカートを履いていることの多い妹が、新しく買った黒いワンピース、を着ているのを見て、甥っ子が、「それおばちゃんの服みたいやなぁ」と言ったらしい。
    わ!っと思う。
    4歳、すごい!

    確かにわたしは殆ど毎日、ワンピースを着ている。
    最後に会ったときはネイビーのワンピースだったし、こないだ新しく買ったのもまた、黒いワンピース。

    甥っ子、天空の城ラピュタに出てくるシータが好きで、三つ編みをしているのを見ると、かわいい、と言う。
    何故だか三つ編み、じゃなくて、ぶつぶつ、と呼ぶそれを、妹が片方だけにしていたら「こっちもしてよぉぉ!」とか言っていたっけ。

    たったの4歳、いろいろ見てるんだなぁと思う。
    当たり前だけど、誰しも違うものを見ているし、違う人生を生きているわけで。
    あぁそんな風にわたしを見てたんだなって、なんか、とてもうれしい。

    おばちゃん、とか呼んでもらえないぐらいのたとえば、いつかババアとか言われたり無視されたりするのだろうか。
    でもやっぱりワンピースが似合うおばあちゃんでありたいと思う。
  • バイトのシフトみたいな
    目が覚めた時あまりに真っ暗で、夜中なのかな、と思うくらいだった今朝。
    昼過ぎまで大雨、ちょうど夫が休みなことに、心底安堵する。

    雨がやんで、窓を開けて、あぁちょっと肌寒いくらいだなぁと、ふと見たら、隣家の柿の木に、実がついている!
    まだ緑でちいさいけれど、柿がなっている!
    たのしみだなー。
    去年すっかり好物になった柿。
    すももが終わって寂しいけれど、あ、じゃなくて、すももさんお疲れさま、と言えばいいのか。
    トマトさんもキュウリさんも。

    そうして、リンゴさん今年もどうぞよろしくお願いします、な今日、です。
  • にっこり
    相も変わらず、いや輪をかけて要領悪くて、いや悪すぎて、時に、あぁわたしって一体、とか、まるで何をも成し遂げないままただ老いていくことに、なんだろうな焦りとか、自己否定みたいなものがまぁやはりあるのだけれど。

    子供のころ一時期は、自分の考えることなんて全部間違っている→→あ、この覚えたはずの通学路も道間違ってる?とか思うような。ともかく、自信が無かった。
    今もないけど、これでもついた方。
    こだわりばかりでトロいの塊である自分を、良くいえば真剣とか一生懸命と言えるかな。

    昨日、読みたかった本、絵本を読んだ。
    ゴフスタインの「海のむこうで」。
    彼女の絵も文もとても好きで、いくつか部屋にあるのだけど、その、初めてのこれもまた、とても良かった。
    なんかね、別にそういった重いことに触れてはいないのに、あ、わたし、これで良いんだな、って。

    このトロいの塊でも生きていていいんだな、とかそういう、肯定してもらう、みたいのじゃなくて、なんだろうな、トロいことが良いことなのかなって。
    変わらぬ自分の日々を、ちょっと美しい人生のように思えた。

    にっこり、楽しく暮らしたい。
    ただ老いていく、というのはそのまま、楽しい時間も有限である、ということだもんね。
  • 百日紅→秋桜
    ずっと咲いてるなぁと思っていたサルスベリ、いつの間にかすっかり散って、入れ替わるようにコスモスが咲き始め、
    いやそれなのに今日は暑い、暑すぎる、けど、空の感じは、やっぱり、秋っぽい。

    夫がこないだ、10年はあっという間だったけれど、それより今年の夏のほうが長い。と言った。
    ほんとにね。
    明けない夜は無い、っていうけど、終わらぬ夏は無い、って言い聞かせないといけないような。
    昨日久しぶりに雨が降って、終わった気がすこしした。

    それにしても、
    百日紅。
    秋桜。
    漢字ってよくできているな。

    今日の夕飯は棒棒鶏。
    そんなのももう終わりかなぁ。