- 
          
          残暑厳しい、厳しいなんてもんじゃないですね。
 皆さまいかがお過ごしでしょう。
 昨日の午後、ちょっと疲れはてて床に横になって、あ、なんか読もう、Kindleを開いて、ずっとほったらかしにしていた、岡本かの子の鮨を読んだ。
 それがとても良かった。
 夫の一番好きな寿司はイカであることを美しく思った。
 小説の最後に、藤の花が出てきた。
 そういえば一昨日、新五千円札を初めて手にして、これで全種類見たのだけど、津田梅子さんの裏側に藤の花が描かれているのがきれいで、いいなぁ、と思って。
 妹にその話をしたら、そういえば甥っ子は幼稚園で「ふじ」組さん。でもそれがどんな花か知らないというので、写真を送ったら、あ、そっか、住んでいる隣の町、神奈川県藤沢市は、藤の花の名所であるらしい。
 そして、岡本かの子の誕生日が3月1日、自分と同じだと知って驚く。
 芥川龍之介、フレデリックショパン、加藤茶、中山美穂、ジャスティン・ビーバー、、他にも居たかな。
 なんとなく読んだ一冊に、ちょっといろんな縁を感じた。
 藤棚、来年こそは初夏に見に行きたいな。PR
- 
          
          いろいろあるけど、言うけど、それでも今が一番幸せだなと心の底から思うのは、
 夫と結婚してもうすぐ10年、日々これといって何もなく、話すことにしたって読んだ本がどうとか観ているスポーツや絵画がどうだとか、何度も聞いた昔話とか。
 もうマンネリなんてもんじゃないくらいに本当に何もない、のだけど、それがそのままわたしは幸せというやつなんだなと思っていて、ただの味噌汁がはぁなんだってこんなにほっとするんだろう、と、所謂、しあわせレベルが低い、とよく言われますがまさに。。
 生活が安定していること、不安にならないでいられること。今日もまた同じように夕飯を一緒に食べて寝てそして明日が来ること。
 それが当たり前じゃなく育った時間があったのを、かつては父を母を呪ったものだけれど、今は、それが寧ろ良かったんだなと思っていて、
 あとは、父と母と、そして同じ時間を共に過ごした妹とその最愛の甥っ子が、どうか幸せでありますように。
 そんな風に思わせてくれた夫。
 夫の母と、妹。それから亡き父にもまた感謝して。
- 
          
          やっと日記を書く気になった。
 ここ数日すこし涼しくなって、いや夜なんてエアコンついてると寒いなと思うようにもなり、体調もほぼ普通になってきた、かな。
 夫の体調はなかなか戻らないのだけど、まぁ、二人揃って厄年だしね、あんまり気にせず無理せず、と過ごすこの頃。
 今朝はすっきり早起きして、久しぶりにひとりお出かけ。
 東京いつぶりだろう、一年ぐらい経ってる気がする、、好きで通っていたカフェが閉店してから足が遠のく自由が丘へ。
 手芸店check&stripeのポップアップに。
 行ってよかった!
 笑顔がとっても素敵なかわいらしい方、お会いしたかったんです、と言えてよかった。
 かわいいものもお買い物。
 ほんの束の間だけどはー、楽しかったな。
 神社に挨拶して、パン屋に寄って。
 そして歩いたら暑い、のか、東京は暑い、なのか、、
 いつも弱冷房車を探すのに、いやそんなまさか、の帰り道。
 台風がこわくて心がざわざわするけれど、心に栄養与えつつ。
 なんにもできないときもあるけれど、できる時に、がんばれるときにがんばればいいよね。
 ともかく無事、健康が一番です。
- 
          
          曇り予報。
 ちょっとは涼しいのかなと期待して神社まで歩いたら、いやいや思いっきり晴れて34度、湿度もすごいし、あぁ暑かった。。
 でも久しぶりによく歩き、汗かいて、花を見て、お参りしたらお線香のような(いやでもお寺じゃないしなんだろう)、いいにおいがした。
 その後のスーパーは激混みだったけれど、気分は軽やか。
 ちょっと体調回復したかな。
 秋の気配もちょびっとずつですね。
- 
          
          先月の末くらいからかな、ふたつ続けてまったく同じ失敗をした。
 気候と体調によるものなのか、いやもうシンプルに練習が足りないのか。いつもならそれと同じものをきれいにできるまで千本ノック的な、半ば意地になって縫うところを、リハビリと称してちょっと違うもの、いちばん失敗なくできる、ティッシュケースを縫った。
 今日、それが完成したのだけど、久しぶりにもう心の底からなんの問題もない!完璧に上がった!
 って勿論わたしの中で、だけれど。
 あぁすっきりした。
 なんか、忘れかけていたものを思い出せたような気がする。
 そしてこの気分で、また前の失敗が続いたあの子にとりかかる。
 今日はまだ仮縫いまでだけど(それに小一時間)。
 どうかあせらず、この感覚をしっかり記憶して進みたいな。
