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mel

  • 再現する
    なにかを新しく始めるより、同じように再現する、ことのほうがずっと難しい。

    前はどうしたんだっけ、メモをみて、記憶をたどって、それでもやはりまったく同じには二度とできなくて。
    まぁそれが普通なのだろう。
    人の手によるもの、とは。

    いつも変わらぬ味を作ってくれる人、とか。
    なんでもない仕事のようで、それがどれほどすごいことか。
    代わり映えしないようでいて、けれども毎回変わっている。
    同じ水じゃないのに同じように流れて見える。みたいな。

    最近は、新しいものを作っています。
    代わり映え、はしないけれども、再現ではない時間。

    それはなんとも軽やかで、自由だ。
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  • やっと晴れた
    起きたらすっきり、あぁ、やっと晴れた!
    さわやかに、暑くもなく、空気が頬に二の腕にTシャツにまとわりつく感じがなく、息がしやすい、
    こんなの百年ぶりみたいだわって、昨日までとはうってかわって、うれしい朝。

    日記を書かなかった土日も、縫って掃除してむりやり洗濯してお菓子焼いて、いつもと変わらず過ごした、の、だけれど。
    まぁ、ついていけない。。といったい何度思ったやら。

    しばらく晴れが続くらしい。
    こころの底からうれしい。

    今日は夫と出掛けた。
    暑くないだけで疲れなくて、ただ歩くだけでも気持ちがよかった。

    帰りがけにみた公園の金木犀は、まだだけど蕾がたくさんついていて、これからこんな秋晴れの、気持ちのいい季節がくるのだなぁと、はぁ、こころの底からうれしい。
  • 最たるもの
    これはもはや梅雨なのかと思う、雨ばっかり曇りばっかり、
    いいや台風がそれてくれたのは本当によかったし、涼しくて身体は楽だし、愛する長袖も着られるしで、まぁ、ありがたい、のだけれど。

    いつものようにジャムを買おう、を思い留まって、りんごを買って自分で煮る。
    それくらいにはやる気があって、ひと月前にはたった十五分煮ることすら、とても考えられなかったなぁって。

    やりたいことや行きたい場所や、上をみればきりがない。
    できる範囲で、行かれる範囲で。
    ただの十五分でなんかとびきり楽しかった。
    たのしいことは自分で見つける。

    材料を買う、って、なんかそれの、最たるもののような気がする。

    明日は、トイレの手拭きを縫おう。
    その辺でタオル買ってくれば済むものを、しかし布買って縫うのがやはり、好きなのよねぇ。
  • それから
    早朝、寒くて目が覚め、もうどうしたって眠れない。
    諦めて起き上がり、長袖を着て、まだ暗いなかを動く。

    洗濯して掃除して、時間あるし、昨日の読みかけを一気に読み終えてしまった。
    それから。
    夏目漱石。
    長かったわりには、あの、読後特有の外へ放り出された感はあまりなく、すっきりと終えた。

    日課の体操をして(ちょうどいい速さ長さの曲をかける、6分5秒)、ミシンを出して、続き、今日はするりと縫えた。
    ついでに枕カバーも縫った。

    雨は降ってないけれど、強い風はまだ続く。
    肌寒い。
    ぽっかり、休憩の今、まだ14時にもなっていない。
  • 21度
    スターとかヒーローとか、無敵の自信みたいなものが欲しいのではなくて、自分にはこれがあるから、というものが、些細でもいいからひとつあれば、それでいいのだと思う。

    冷たい雨の今日。
    台風はまだだけど風が強く、暗く肌寒い。

    やはり続きをいくつか縫って、コットンのレギンス履いて、刺身を買ったことをすこし後悔して(冷えそう、多めに味噌汁を作る)、
    夜はいつもより長く、頭のマッサージをする。(眼精疲労にきく気がする)

    今読んでいる小説が、頁ばかりが進むのに話がまったく進まず、読み難く退屈なのだけど、しかしまぁ最後が気になるので、なんとかがんばって、読みます。