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それにしても寒い。
昨夜毛布がほしくなって、去年は暖冬でけっきょく出さなかったけど明日出そう、と考えて、
でもその毛布が二枚あわせになったものであまりにも大きく重く、洗いにくいし、ここまで暖かくなくてもいいような、思い立って、半分に切ってミシンで縫う。
ちょうどいいのを探しにいくよりは早いかも、って、買ってきてから洗うと今夜に間に合わないし、って、もはや朝のルーティンすら無視して勢いで鋏をいれたが最後、あーあー思ったより、なかなかの重労働だった。
すこしずつずらして、四回重ねてステッチ。
糸屑とって、いま洗濯機に入れた。
晴れてるし、どうか今夜までに乾きますように。
買いにいったほうが楽だったかも。
思えばそんなふうなのはよくあって、タオルとかバッグとか。昼ごはんとか。
でもまぁ、これで愛着がわくかな。
自分的にちょうどいいふうにするには、ちょっとの手間は厭わない。
さて体操して、毛布干して、続きやろう。PR -
新年二日め、夫は仕事へ。
わたしはいつもどおりに起きて洗濯祭り、試作中の布の続きを縫いはじめる。
年が変わったからといって、別人になるわけでも別世界になるわけでもない。縫い始めというふうもなくあまりにも途中から。
今朝は初夢をみた。
初夢としてはめずらしく、とてもくっきりとよく憶えていた。
あんまりよくない夢。
ちょっとがっかり。
新年に浮かれておかしな失敗をしないよう、慎重に。
ひとつひとつきちんと気をつけて、夢は教訓、同じ世界をでも新しい気持ちで、みずみずしく過ごしたい。
今夜はカレーです。
もうお正月とか関係なく、夫の好物いつものカレー。 -
あけましておめでとうございます。
結婚してはじめて、自宅で過ごすお正月。
朝まず、夫の母に電話をする。
今日もやっぱりいい天気で、とても寒くなんとも清々しい。
昨日作っておいたのをゆっくり準備して、おせちっぽい朝ごはん。
お雑煮、なます、花れんこんは柚子胡椒ヨーグルト和え。
いただきものの力も借りて、ちょっぴり日本酒と、夫とふたりで乾杯をする。
あぁ。
いつもは夫の実家で、妹夫婦も一緒にみんなでわいわい、おせち食べて、お酒のんで、カニがあったり良いお肉があったりシャンパンがあったりして、
普段わたしはあんまりテレビを見ないけど、実家では母の好きな駅伝がついていたりして、
父の話、親戚の話、健康の話、毎年おなじような話をして、だらだらして、ほんとうにごくふつうのお正月をしていた。
あれがないのを、気楽でそれもありかなとか。
じゃあ初めて人参とかレンコンとか花にしてみよ!うまくできたら来年持っていって母に食べてもらおう!とか。至極ポジティブに思っていたのだけど、乾杯、したら、なんだか言いようのない感情になってしまった。
夫と年が離れているので、夫の母は80を過ぎていて、まだまだ元気ではあるけれど。
朝も電話では元気だった、けれど。
おだやかに新年を迎えられて本当にありがたい。
天気もよくて、お酒もごはんもおいしくて。
たぶん、似たような感情を持った人がたくさんいると思う。
すきなひとたちとおいしいねって笑いあいたい。
はやく収束しますようにを、なんだかまた一段と強く感じた1月1日。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。 -
あぁなんて寒い大晦日。
でもとてもいい天気で、明るく、すっきりうれしい大晦日。
今日は洗濯掃除を終わらせて、昼からずっと台所。
れんこんを花にしたり、人参を梅にしたり、お菓子焼いたり夕飯作ったりしながら、洗濯機の漂白しながら。
あぁやりきった気がする。
ってそんなに大変なことはしなかったのだけど。。
こういうのを黙々とやっているのはとても楽しい。
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今年は不安の多い一年だったけれど、
健康に過ごせることのありがたみとか、
ふつうの日常の尊さを改めて感じた。
世の中やまわりのことは願うしかできないけれど、せめて自分は前向きに。
すきなものを愛でて、いいところを探して。
うれしいこともたくさんあったと思う。
母が倒れたあれからもう一年。
来年は会えるといいなぁ。
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それから、布ものをお買い上げくださった方へ。
大変な時期にお付き合いいただき、ありがとうございました。
また来年もスローペースですが、目の前のことをすこしずつがんばります。
感謝の気持ちを忘れず。
みなさまどうか健康に、よいお年をお迎えください。 -
最近うれしかったことは、別のものを探して立ち寄ったホームセンターで、ソフトパックの真っ白なパッケージのティッシュを見つけたこと。
それから、買ってきたパンを一枚ずつわけてまず冷凍、食べるぶんだけをよけて、あるものはさんで自分の昼ごはんをサンドイッチにする、これが買い物にいく日の些細な楽しみなの、と夫に話したら、フランス人みたいだねと言われたこと。(カスクート、なんて言ったらフランス人に怒られそうだけど。。あちらでは毎日クロワッサンとかは食べないらしい。)
些細なことがうれしいし、たのしい。
祖母が手作りの辣油でつくるネギごはん(ネギは庭の)、を好きだったのを思い出す。
遊びに行ったら出してくれる、気合いをいれて準備したわけではない冷蔵庫にあるもの、決まって、昨日の残りよ、それも作ったのよ、と言う、そういうものたちがどれもとてもおいしかったな。
またあのティッシュを買おう。