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mel

  • 連休2日目の午後ってね
    連休2日目の午後を、もうちょっと機嫌よくいられる方法はないものかしらんともう何十回思ったことか。
    曇って寒い。
    昨日の買い物の片付けと、山盛りの洗濯物はまるで乾かず。うっすら筋肉痛と寝不足と、はぁ、要はこの体力のなさ。
    申し訳ないなぁと思う。

    最近変わったことといえば、お風呂掃除は夫に任せるようになった。あと、サーキュレーターと棚の掃除。
    家事分担なんていえば綺麗だけれど、めんどくさいことを押し付けているだけという、
    それにしても全然嫌そうじゃなくやってくれるので、なおのこと、もっと機嫌よく優しい妻でありたいなぁと思う。。

    布ものは引き続き販売しています。
    発送が落ち着いたら、またはやく縫いたい。
    PR
  • 長く生きている生きものの力
    休日。
    お気に入りのカフェで夫とランチ、に行ったら満席で、でも諦めきれないので、あとで寄ろうと思っていたパン屋に先に行って、ちょびっと公園を散歩する。

    名もないようなちいさな、近所の人が寄るだけみたいな公園で、遊具もまばらなその一角に、物凄く力強そうな大木を見つけた。
    たぶん、カイヅカイブキというらしい捻れた大きな木。
    そういえばこの頃、お寺とかでもやけに大木に惹かれるような。。
    雲って寒く、お腹もすいていたけど、パワーをもらえた気がした。

    カフェは戻ってみたら空いていて、ゆっくりランチとお茶まで楽しんで、買い物して、夫の実家へ。
    ちょっと送れた母の誕生日に、何が食べたい?と聞いたら温かいもの。とのことで、材料買って行って簡単に鍋を作り、みんなでゆっくり食べた。

    年を取ったけれど、やっぱりよく喋る明るい母で、楽しい夜だった。
    そして、母の淹れてくれるお茶はいつも本当に美味しい。

    日記、また毎日書こうかな。なるべく。
    取り立ててなんにもないのですが、書いてから寝るとなんかすっきりして良いのです。
  • 丈夫なものを作りたい
    たくさんのご注文ありがとうございます。

    今年は、厄年と言ってしまえばそれなのか、ともかく体調に悩むことが多くて、もう辞めようか、休もうか、そんな思考になることも少なくない一年で。
    忘れずにいてくださるかた、本当にありがとうございます。

    といいつつ、まだ結構あります。。
    今回は布の高騰もあって値段に悩み、妹に相談したら、「わたしが持ってるおてがみポーチはすごく丈夫だよ」と何年も前に贈った(それも若干販売できないクオリティのもの)、がまだ現役であるというのを聞いて、ちょっと自信を持って、値段、つけました。

    すぐに壊れてしまうことがいちばん悲しいなと思う、のは、人間にも同じかな。
    自分の体調に悩むことが、と書いたけれど、還暦を迎えた夫も今年は体調があんまりなことがあって、月に一度内科にお世話になっている。
    一昨日、ちょうど検査の結果が出た。
    3ヶ月前と比べて、だいぶいろんな数値が良くなった。
    毎日お弁当に変えたのが、ちょっとは功を奏したかなと思いたいところ。

    夫はともかく若く見られる。
    でも確実に年はとっていて、29離れているのだからそのぶん一緒にいられる時間は有限、いやもちろん若くても同じだけど確率としてね、
    その、時間をちょっとでも楽しくしていたくて、なんだろうな、シンプルなものは壊れにくいよなぁって。
    普通を、大事にしたいなぁって。

    不安になることが多かった一年、毎日、針を持つと気持ちが前を向けた。
    出来上がったものに見た目の変化はないけれど、自分ではだいぶ変わったと思っています。
    ぜひおひとつでも。お手にとってもらいたいです。
  • 1年ぶり、布もの販売します!


    お知らせです。
    明日、11/10日曜日の13時より、
    webshopオープンします。

    いつものコースターや巾着、ポーチに加え、今回は久しぶりにバッグも作りました。

    同じものを作り続け、もうすぐ10年。
    もの作り歴は14年。
    材料費高騰により値上げもごめんなさいですが、だいぶ自信を持って送り出せるものを作れるようになったかなと思います。

    覗いてもらえるとうれしいです。
    どうぞよろしくお願いします。
  • 二十歳の年末の思い出
    気温はぽかぽか、だけれど北風が冷たい。
    郵便局まで行くのにちょっといつもより長く歩いたら、寒いなぁと感じる。雲ひとつない青空で、立冬ぴったりにはぁそれっぽい。
    安堵のような、不安なような。

    昨日、夫と昔話をしていて、二十歳の冬の話になった。
    その年末、も年末の、クリスマスイブからスタートで友人と二人、都内で写真展をしたのだけど、前夜の搬入がなっかなか終わらず、とうとう終電を逃してしまった。
    でもなんだかそのギャラリーの人や友人(二人は自転車だった)、に心配かけたくないしそれを言い出せず、近所に友人宅があるからそこに泊まるの、と言って、とりあえず電車が動いている駅まで行って、ホテルも無い駅、ネットカフェに泊まった。
    ほとんど寝られず、漫画を読んで朝まで過ごし、始発の京王線に乗り、郊外の町まで帰った。シャワー浴びて、倒れるように寝たと思う。

    もちろん翌朝は寝坊して、どうにか昼に搬入の続きをしに行って、午後は夫と会って(当時は彼氏ですよね)、渋谷でカレー食べて、池袋でプラネタリウムに行った。
    あまりに眠く、星はひとつも見た記憶がない。

    その夜、婚約指輪をもらった。

    それから数日普通に仕事して、年末に搬出を終えてから、夜行バスに乗って実家に上客以来初めての帰省をした。
    もたもたしていて直行便がとれなくて、大阪で乗り継いで。その大阪の空き時間にはスーパー銭湯に行った。
    帰った田舎ではもれなく駅前で友人とバッタリ会って、帰った実家で母が用意してくれた夕飯は、塩サバだった。クリスマスの残りの材料があったから、と言って、ショートケーキもあった。

    二十歳ごろのことってなんでかあまり覚えていない(たぶん人生で一番忙しかったから)、けど、この数日のことはまぁまぁ覚えている。外で朝を迎えたなんて、これを含めて数回だしね。

    だいたい今思えばタクシーに乗れば済むものを、あぁお金もなかったんだろうな、そして、体力はあったんだろうなぁと思う。。。
    浮かれまくっていた11年前の話。

    でもあの日の塩サバはなんだかとても美味しかったのだ。
    普通で。
    母親の用意してくれる普通のごはんってなんかしみじみおいしいですよね。