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mel

  • お役御免
    近所の神社に初詣。
    いつも誰もいないのに今日は何組か人がいて、あぁ新年。
    まだ休みのお店があったり、いつもがらがらの飲食店にいっぱい並んでいたり、あぁ新年。

    と思うのにすでにバレンタインの文字を見て、節分の豆も見た。

    今日は、新しい炊飯器が届いた。
    炊けたとき、メロディーではなく、ピーとふつうの音が鳴るのに驚く。
    結婚前に買ったいろいろが少しずつ寿命のよう。
    こないだはドライヤーだった。
    しかし物を買いかえる、というのは、新しくなるのはとても楽しみなのに、どこかでちょっと寂しいような、申し訳ないような、裏切るような気持ちになる。
    これを愛着というのかしら。
    長い間、どうもありがとう。

    サポーターを巻いたら腰は楽になった。

    そこかしこに、寿命、老い。すべて時の流れ。
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  • 芝刈りではないけれども
    夫は仕事始め。
    わたしは洗濯祭り。
    日本昔話の冒頭みたいだわ、いつも通りの朝。

    祖母に誕生日おめでとうと電話して、久しぶりにゆっくり話した。
    声が全然変わらないと言われた。
    ばあちゃんも、年取った年取ったと言うわりには元気そうで安心する。

    寒くて腰がなかなかしつこく、心折れそうになりながらもなんとか。
    ちょっとは意味あるかなと思って、すこし長く体操してみた。
  • ヤングマン
    昨日は一日のなかで何度か、暇だ、と感じる瞬間があって、こんなの久しぶり、あぁそう師走が終わったのねといかにもお正月の空気に感銘したのだけど、
    今日はもうすっかり普通の日で、結局、ばたばたも戻ってしまった。

    去年に続いてまたもあまり良くない初夢で目覚め、調べてみたら、時間を無駄にしている警告夢、と言われ、自覚がありすぎてちょっと落ち込む。

    ごはんのとき、皿もカップもコーヒーも全部熱くしたくて、どれから運んだらいいかなと迷う。
    一番冷めてほしくない皿を最後までコンロのそばにおいた今朝は、しかし最初に運んだホットミルクがぬるミルクになってしまった。
    もたもたしてるこの数秒が無駄だったごめんねと謝ったら、気にしすぎだよと言われた。
    夢は、警告と言うより、気にしてるから夢に見たんじゃない?と言われた。

    朝ごはんのあと、突然夫がヤングマンをかけた。
    西城秀樹がぴったり世代の夫。
    「ユウウツなど吹き飛ばして君も元気出せよ」、
    底抜けに明るくて、きらっきらで、なんか笑えた。

    時間のことばかり気にせず過ごしたい、は、わたしの永遠のテーマかな。
    願わくばヒデキみたいにからっとした人になりたい。
  • あけめしておめでとうございます
    あけましておめでとうございます。
    本年もどうぞよろしくお願いいたします。

    よく晴れた元日。
    ゆっくり起きて夫の実家へ、の行き道あまりに寒く、コンビニで買ったカップのカフェラテがはぁ染みた。

    母とは去年、玄関先でちょっと話をしたきりで、ゆっくり会うのは二年ぶり。
    昨日まで、会うのをちょっとこわいと思った。
    今、どんな風な思いでいるのだろうを想像してみても、母は83わたしは28、どうしたって想像しきれなくて。

    やっぱりまだ怖がっていた。
    もとのように、とは行かない、ひっそり静かなお正月だったけれど、おめでとう、ってみんなで乾杯した。
    おせちもお寿司も、より、母の、お肉の入らないあっさりしたお雑煮と、熱いお茶がとてもおいしかった。
    なんかもうそれで十分のような気がした。

    Instagramにすでに書いた話だけど↓
    (こうでなきゃいけない、の思い込みを捨てたら、自分を呪う気持ちもなくなるんじゃないかと思う。
    みんながやっているから、普通こうだから、と考えて、出来ない自分を許せなくて自信がない、出来るまでやって余裕がない、のループから脱したい。
    いろんな感覚があること。自分のも、他人のそれも否定しないで、共感しなくても共存したいし、やわらかい気持ちでゆっくり歩くようにいたい。)

    全然関係のない、自分の生活について考えて書いたのだけど、いろんなことにそうかもって、
    母には母の、わたしにも夫にも、妹にも甥っ子にも友人にもあなたにもあなたの周りの人にも、誰にとってもいろんな感覚があるもの。
    それでも、一緒に居る、とか、一緒に笑う。飲む食べる。それはやっぱりなんか、とても美しいと思う。
    LINEで電話で、リモートで幾らでも知ることはできるけれど、ここにあるものは意味とかじゃなくて、きれいとかでもなく、美しさなのだと思う。

    帰ってきてから母に、メールを送った。
    さてたぶん返信には誤字があるのだろうな、がんばって打ってくれるのだな、と夫と話していたのだけど、
    昨夜、日付変わってすぐに妹と母へのLINEでわたしは、新年早々に誤字を笑われたのだったな。あぁ年齢のせいじゃないですね。。
  • よいお年を
    またとびきりに寒い大晦日。
    今日まで夫は仕事なので、いつもとあまり変わらず普通に過ごす。
    すこし縫って、ミシンの掃除、部屋のちょっと気になったところだけ拭いたりしてあぁもういいやで、午後は、おせちではなく、普通にパンを焼いた。

    なんだって大晦日にそんなことをしているのか、食べたいからで、外の味や豪華な味が続くと食べたくなるであろう、の自分のいつものあのまったくもって感動なんてしない味、を冷凍しておく。
    焼いてる間に野菜刻んで、普通に夕ごはんの準備、大根と人参があるので一応、っと、いつものキャロットラペではなく、なますにする。

    少しだけ紅白を見た。
    知らない人ばかりだった。
    子供の頃、一年で唯一、夜更かししてもいいから大好きだったあの大晦日、いつお風呂入ろっか?とか言うあれとは、違うのだなぁとしみじみ。

    早く終わらせて眠ろうと思っていたのに、年越してから夫と映画を見たので遅くなった夜。

    明日は、二年ぶりに夫の母に会えるのでうれしい。

    長くなりました。
    今年も一年ありがとうございました。
    そして布ものを買ってくださった方に心より感謝申し上げます。
    どうぞよいお年を!