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日曜日。
公園の金木犀はどうなったかなと家を出たけど、すこし早いハロウィンらしいお祭りをやっていて、仮装した人たちでいっぱい、警備員もいっぱい。とても近づけそうもない。
ちょっと残念だけど、まぁそれはそれで。かわいい子どもをたくさん見た。
夜、母から届いたばぁちゃんの梅干しの箱に、すだちがみっちり入っていた。20こ200円だったよと言われる。
すだちは本当に何にでもかける。ごはんにちりめん、魚に豆腐に天ぷらにお寿司にお酒に味噌汁に。
いつも邪魔だなと思うくらいにたくさんあって、ペットボトルに絞って冷凍していた。そういえばぽん酢と呼んでいたものはすだちと醤油を自分で混ぜてたっけ。
今日はすだちが売ってなくて、かぼすを3こ200円で買ったところだった。かぼす、上京するまで見たこともなかった。
いきなり寒くてちょっと風邪引きそうな、首にも腰にもぐるぐる巻いて過ごす。
カイロ、ストーブ、冬服。
そろそろ酒粕も買おう。あと、ネギ。PR -
昨日はご褒美の日。
いつものお店でランチのち、ゆっくり散歩。
お寺と神社。ちょびっと教会。
好きなお店でパンを買い、偶然見つけたお店でマグカップとまたパンを買い、夜もまた好きなお店でディナー。
いつも通り、こんな時間が持てるのをしあわせだな、と本当に思う。
お天気もすばらしかった。
金木犀はまだ五分咲きくらいの感じだったけれど、あちこちから良い香り、歩いているだけで最高の気分だった。
今日は雨で、片付けとか筋トレとかもう余裕のない普通の日であったけれど、またがんばろ。
金木犀、散ってませんように。 -
昨日、公園の金木犀がオレンジに色づいて、うれしくてじっくり見て、嗅いで来て、今日は一日家にいたけれど、窓を開けるだけでもうすごいので、公園からも離れているし部屋から見える範囲に木はないというのに。
開けっ放して、うすくアロマを炊いているかのような気分で過ごした。
もう10月後半、というにはあまりに暑い。
金木犀が咲くと花自体がとっても好きなのが先ずだけれど、この、長すぎる夏が終わった合図だと思ってもいて、あ、そう、柿がでてきたな、みたいな。
地球がこんなおかしなことになっても、花はちゃんと咲いてくれる。人間だってがんばってついていかなきゃ。
そういえば、この時期になると毎年、金木犀の香りの香水とかハンドクリームとかを見かけるけれど、あくまでわたしは、一年の中で今しか香らないあの儚さが好きなんだよなぁと、また来年まですもも食べない、キュウリ食べない、と一緒かな。
小学校の中庭に金木犀の咲いていた光景を、いまでもはっきりと覚えている。
登校する左側に一本だけ。 -
2、3日に一度通る近所の公園で、昨日、ようやく金木犀がぷつぷつと出始めた。
まだ緑で、香りはしなくて、あぁでもうれしい。さていつごろかなぁの楽しみがやってきた。
隣家の柿も日増しに色づいて、そういえばあんな百日どころではないくらい咲き続いていた百日紅もいつの間にか終わり、彼岸花もね、季節は進むなぁ、の。
すももから梨へ。梨から柿へ。そしてりんご。
洗濯物の乾きと、日暮れつまり縫えるタイムリミットだけは夏が良かったけれど、まぁそれはそれとして、静かに穏やかに過ごしたい日々です。
今日は夜、もう何年ぶりだろうか思い出せないくらいに、オムライスを作った。
こないだ夫とお子さまランチの話をしていて、食べたくなって。
「オムライスって楽しいね」と言われた。
美味しい、というのとはまた別で、楽しい食べ物ってなんかあるよね。 -
昨日、そのもうすぐ閉店する蕎麦屋で夜ご飯、に夫と待ち合わせて向かったら、まさかの臨時休業なのか、扉が閉まって真っ暗で誰もいない。
ええーどうする、店の前で途方に暮れ、こんなことついこないだの夏にもあったような。。あきらめて、なんとなく見つけた居酒屋に入ってみる。
雨は上がっていたけど寒くて、仕事帰りの夫も買い物帰りのわたしも疲れていて、居酒屋のごはんや空気がちょっと合わないなぁと思って、なんだろうどうしようもなく悲しくなった。
休みです、の貼り紙とかもなかったけれど、蕎麦屋のおばちゃんたちは今どうしているんだろう。こんな寒くて具合悪くなったとかじゃないといいなぁ。お昼に忙しすぎて売り切れてしまったとかかな。わたし閉店するまでに行けるかなぁ。おばちゃんの卵焼き食べたかったなぁ。夫はカレーが食べたかったって。なんか今年はこんなこと多いな。ともかく、運がない、なぁと。。
妹に昨日この愚痴を聞いてもらったら、「誰もわるくないから悲しいのよ」と言われた。
それってものすごく核心のような気がした。
居酒屋が悪いんじゃないし、天気が悪いのでもない、ただ相性で、なんか、昨日はそんな日。
切り替えて今日は今日。
と思ったら朝洗濯物を干した途端に通り雨にやられて洗い直した。
はぁ。
ひとつ深呼吸して朝のコーヒー淹れたら、あぁ美味しかった。。こういうの沁みるっていうのだろう。コーヒー屋の店主に感謝。
がんばろう。