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mel

  • 至高の昼
    昨日、書いてみて気づいた。
    このごろ、自信を持てずになんとなく悩んでいたのの正体は、目標がないからなんだな、って。

    冷えとか花粉とか暑さとかに付いていけなくて、普通に生活しているだけで精一杯だと思ってしまう。
    のだけど、もしかしてこれって、すごくしあわせなんじゃないしら、って、いつもどおりに洗濯して掃除して体操して、あれ、あ、そっか、夢がないんじゃなくて、不満がないんだな、と、気づく。

    あぁいう大人になりたい、とか、こんな風に暮らしたい、とかがいっぱいあった。
    思えばいつも普段の生活に満足していなかったような気がする。

    夫と、毎日一緒にごはんを食べる。
    飲み歩いて帰ってこない、なんてこともなく、毎夕方、ほぼ10分とズレずに玄関があく。

    コースターをずっと縫っていたのが、ある程度になったので、今日からは久しぶりに違うもの。
    長い距離をミシン踏んで、はぁ、ミシンの音を聞いているのが好きなのかもしれない。

    窓の外は快晴、洗濯祭り、
    愛する音楽と交ざりあうそれがもう、至高の昼だ。
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  • 人生について
    子どもの頃、自分でいうのは可笑しいけれど、賢い子どもだった、らしい。

    運動音痴だし身体は弱いし、こわがりで神経質で、いやいやどこが。って感じだけど、勉強だけはできた。
    学校の先生になりたいと思っていた。
    本当は家庭科の先生になりたかったけど、じゃなくて勉強の教科の先生、と言った方が大人には喜ばれた。

    両親が離婚して、転校して、友達はできたけれど新しい小学校になんとなく馴染めなかった。
    いろんな人がいる、いろんな価値観があることを知った。

    中学でも、友達はできたけれど、やっぱりなんとなく馴染めなかった。
    吹奏楽部に入ったけれど途中で辞めた。
    あまりに音楽センスがなくて、母がピアノの先生なのに、習っておけばよかったと心から思った。

    そんな下手なのに部活に真剣だったし、友達とか恋愛とか、いわば遊ぶことにも夢中で、だんだんと勉強もできなくなった。
    どんどん落ちていくテストの順位。
    絵にかいたような挫折。笑

    中学の後半は学校にあまり行けていない。
    履歴書を書くときには高校中退、と書いてきたけれど、実際のところ中学中退みたいなもの。

    人生に絶望していた時期がある。
    でも、これ、といった明確な悩みや問題なんてなかった。
    楽しいこともあった。
    ただ、これ、といった夢や目標もなかった。

    そんなときに、学校の外に友人ができた。
    ちいさな雑貨屋で出会った年上の人たちは、田舎ではあまり見ない、家でひとり見ていた雑誌(zipperとcutie、今もあるのかなぁ)、の世界に通ずるもの。
    恋愛の話や、学校の話じゃない、趣味の話ができる人と出会った。
    好きなものを好きだと言ってもいいんだ、と知った。
    学校のなかでは、こんなこと言ったら引かれるかも。というのがどうしてもあったから。

    当時は、田舎でお店もなく、お金もなくて、今みたいにスマホもなかったから、自分のほしいものを手に入れたり発信したり、というのがそんなに簡単ではなかった。
    だから欲しいものは作るしかなかった。
    母も祖母も手芸が好きだったから、布や材料はいっぱいあったし、有るもので、だったけど、思うように作れたときの喜びは、何にも代えがたいものだった。

    長いですね。
    そしてどうでもいい話ですね。。
    もうおわりにしましょう。

    バイトして、上京して結婚して、いろいろ回り道もしていっぱい迷惑をかけた。
    変わったことも変わらないこともある。
    いつまでたっても身体は弱い。運動は出来ないし怖がりだし、今もはや勉強もできない。

    今日わたしは洗濯して掃除して、ミシン踏んで、アイロンかけて、お菓子焼いてごはん作って洗い物して、掃除した。
    この数年、わたしは明確な目標を持てずにいる。
    腱鞘炎になる前に思い描いていた未来と、現実とのギャップ。

    でも、これが好きだという気持ちだけは明確にある。
  • 夏が
    晴れ、また暑すぎる。

    完成まで縫って、もうすこし縫って。
    パンを焼くほどの余力がないけどマフィンなら、で、ちゃちゃっと焼いて、お弁当の準備して、夕飯。
    トマト煮込みなのにやっぱり生のトマトも食べる。

    最近は、夫が帰ってくるまで電気をつけずにいたけど、今日はつけた。
    日が短くなっていく。
    まだまだ暑いけど終わりに向かっていくのだと、もはや懇願。

    人生について、なんてちょっと大袈裟な言い方をしてみたけど、ちょっと書いてみる。↑
  • ちょっとだけ
    夜みたいに暗い大雨の朝、洗濯掃除していたらあがったので、迷いに迷って、洗濯機の漂白して、あぁでもやっぱり買い物に行く。

    晴れた日ほど家に居て縫いたいので、どっちかをがまんしないと。

    結局また降りだしてちょっと濡れたけど、暑すぎないし、空いてたし、行ってよかった。
    帰って、へとへとじゃなかったので、エアコンの掃除して、午後すこし縫って、昼ごはん片付け夜ごはん洗い物、のち最後、トイレをちょっと長く掃除した。

    がんばりたいのにがんばれないこの暑さ。
    しんどくならないように、と考えるのがつらくて、やりたいことをやれないのが悲しい。

    今日は、ちょっとだけがんばれた。
  • 晴れた
    人生に悩んでいる、というと大袈裟だけれど、このままではだめなんじゃないか、遅すぎて、
    こんなんもう諦めて普通に今もう初めてスーツでも買って就活的な、ちゃんとしたほうがいいのだろうか、はぁわたしなんてわたしなんて、と、サーキュレーターの前に座っては、あぁ、後ろ向きになっていたこの頃。

    しかし天気はいい。
    休日の午後、もうちょっとのコースターの続きをひとつ、これがどうしたことか、珍しくスムーズに美しくあがった。
    見事に気分が晴れた。
    はぁもう辞めようかと思い悩んでいたのはなんだったんだろう。

    昼御飯つくって食べて片付けたら三時間。
    夕飯においてはもはや計りたくない。
    家事、買い物、なにもかも、遅いなんてものではない。

    でもやっぱりがんばる。

    誰も興味はないと思いますが、ちょっとここまでの自分の人生について書こうかと思っている。
    なんか見えてくるかなって。