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mel

  • 還る
    クリスマスが過ぎた今朝は、はぁ心底ほっとして、

    昨夜久しぶりにワイン飲んで、たくさん食べて、当然のようにちょっと胃が重いなと感じながら寝た。
    朝、洗濯して体操して、の、この体操始めと終わりでずいぶん身体の感じが変わる。
    いやたったの8分だけれど、こういうちょっと疲れているときほど、効果を知る。

    ラジオ体操はもはや、納豆ごはんと味噌汁にかえる、みたいな感じと似ている。

    昨日はもうちょっと聞き飽きたなと感じていたクリスマスソングを、しかし過ぎたらちょっと聞きたいような気がしたけれど、一応、今日はやめておいた。
    音楽もまた、すっかり日常のそれに。
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  • メリークリスマスイブ
    朝、仕事に行く夫のコートのポケットに、昨夜のうちにクリスマスプレゼントを入れておいた。
    お昼休憩の時間に、ありがとうとLINEが来た。

    夕方、今度はわたしがクリスマスプレゼントをもらった。
    それも、あろうことか、ブローチ!
    欲しいなんて一言も言ってないのだけど、こないだ一緒に出掛けたときに見ていたのを覚えていたらしい。あぁうれし。
    きれいなツリーの絵と一緒に。あぁうれしい。

    まるで作り話みたいだ。
    もう慣れたけれど、そういえば夫はそういう人だった。

    そんなの聞きたくないと言われそうな話だけれど、ひとつ感動した思い出があるので書いておくと、
    結婚前、毎回電車に乗って&歩いて家まで送ってくれるのを、明日も朝早いんだしここでいいよ、と断ったら、「デートの時間が長くなるじゃん。」とまぁ、それはそれはにこやかに言われた。
    あぁ書くんじゃなかったかな。そんな人です。

    わたしはまったく優しくなんてないし、短気で神経質でめんどくさい人だと自覚している。
    今日も今日とて、寒さと、乾かない洗濯物と、布の端の微妙なアールのことばかり考えて眉間に皺をよせて生きている。
    夫のおかげで中和されるような感じがする。

    イルミネーションとか装飾とか、年々華やかになっていくように見えるクリスマス。
    楽しいことは良いですね。
    でも華やかであろう、というよりは、誰もが平和であれますように、と願いたいかな。
  • 上皇誕生日
    休日。
    マフィンもポタージュでゆっくり朝ごはん、のあと、洗い物ついで、寒いけどあまりに天気よく気分がよかったので、レンジフードの掃除。
    しかし何の考えもなしにやるには、まぁまぁハードなのに手を出してしまったようで、ちょっと、今日は、疲れた。

    午後は縫って、相変わらず普通に過ごす。
    そういえば今日が祝日じゃないことに、やっぱりまだ慣れない。

    普段、あれこれ欲しいもの食べたいものがあるのに、いざクリスマスだ誕生日だとなると、途端に、なんにも思いつかない。
    そういうものなんだろうな。
    理由つけてあのブローチ買おうかなぁとか、あそこのお菓子を買いにいこうかなぁとか、マグカップとかナイフとかワンピースとか。。

    でもそれより何より、雪、心配ですね。
    四国の田舎でも積もっている。
    穏やかに過ごせることのありがたさです。

    みなさまお気をつけください。
  • 優しいおじいさん
    思った以上にどしゃ降りの朝。
    なかなか止んでくれなくて、止んですぐ買い物。

    クリスマスのこと年末のこと、そうしてまた年明けしばらくここは休みになるらしい、とか、ぼんやりいろいろ考えながら、アンドちょっと急いでいて。
    家に帰ったら、買ったはずのキッチンペーパーがない。

    さっきのカートに置いたままだ、と気づいて、走って戻ってみた。
    でもまぁやっぱりそりゃそこにキッチンペーパーは無く、カート係のおじいさんに聞いたら、「あぁ~よくあるんだよねぇ、みんないろいろ忘れてさぁ、小銭入れとか携帯とか、ここの100円(ここのスーパーのカートは100円硬貨を預けて使う、温泉のロッカー的なシステム)を取り忘れたりとか、こないだなんて家の鍵の人もいてね~」とかなんとか言って、一緒にサービスカウンターに言ってあげるよ、向こうのドラッグストアに来てるかもよ、とかとか、とにかく、とっても親切にされた。

    いやしかしキッチンペーパー。
    家の鍵や携帯ではないのでまぁいいや、で、クリスマスソング流れる混み混みのスーパーから逃れ、家に帰る。

    ぼんやりしているなぁ、と思う。
    でもおかげで優しいおじいさんに会えたのはよかった。
    まぁ、キッチンペーパーも誰かの役には立ったのだろうし。

    田舎ではカートを片付けるスタッフなんて見たことなかったけれど、あの人たちが好き。
    たまに入り口で一緒になると、カゴをひとつ手渡してくれたりする。いってらっしゃーい、とか言ってくれたりする。

    他人との関わりが無くなってもう何年?な世の中だけど、こういう感じは忘れたくないなぁ。
  • いいところを探す
    好物だと思っていたものを、久しぶりに食べたら苦手に感じたり、逆に、まるで興味なかったのに食べていたらまんまと好物になったりして、
    味覚って変わるのだな、と思って、でも、味覚だけじゃなくてそういうのはいっぱいある。

    昔は、好きな花、といえば金木犀!一択で、色なら半透明、季節なら冬、飲み物ならコーヒー、食べ物ならホットケーキ、と、殆どのことに迷わず答えられた。

    でも今は迷うことが多い。
    ハクモクレンも好きだし、椿も桜も梅も、ハルジオンも、マトリカリアもラナンキュラスもフリージアも好き。
    白も黒も赤もネイビーもシルバーも好きで、初夏も秋も、あぁ冬は前より苦手かも、そして炭酸水。無糖のココア。カモミールティー。牛乳。
    好きな食べ物、、はもういいですね。こんなどうでもいい羅列。。

    変わっていくこと迷うことは善でも悪でもない。

    苦手と感じるもの、でも彼らに罪はなくて、美味しく食べよう、とか、どこがいいところなんだろう、とか。
    そういうこちらの準備も必要かな。

    あぁもう冬なんて、と思いながら、冬のいいところだなと思うのは、晴れた昼の、雲ひとつないあのちょっと張りつめたようなそして弱い光の美しさ。
    今日もまさにそうだった。ええつまり寒かったです。
    あと、食べ物が傷むとかの心配をあまりしなくていいところ。かな。